只見線 備忘録・撮影地マップなど

今回の記事に掲載写真はありません。只見線再訪に備えての備忘録メモ(やや長文)です。

これから初めて撮りに行こう、という人には少しは参考になるかもしれませんが、あくまで個人の手元メモで正確性は保証できません。また2022年10月時点の情報に過ぎず現地の状況はどんどん変わります。話が違うよと言われても何の責任も負えませんのであしからず。

以下はブログ記事本編で書き漏らした各撮影地の情報です。現地の様子などはリンク先本編記事参照。

第一只見川橋梁
(1)公式ビューポイント(橋梁の上流側の尾根の上)

・下の地図中央下部に公式の名所として示されている。国道252の道の駅「尾瀬街道みしま宿」駐車場に案内図あり。ビューポイントはB,C,Dの3箇所設けられていて、駐車場から最高部D地点まで徒歩10分ほど。
・機材を背負ってひたすら階段を登ります。これが結構きつい。静岡の奥大井湖上の階段もきついと思ったけどそれ以上。頑強な人はモノともしないが、わたしのようにそれなりの人は舐めてかからないように注意。朝暗いうちに登る人は照明持参が吉。
・道の駅の駐車場は24時間クルマで入れるが施設自体は夜には当然閉まる。駐車場にある別棟トイレは利用可。なお、只見線は見えないが駐車場のフェンス越しに見る只見川と歳時記橋も絶景。
・この季節(10月)朝7時台までは橋梁上は日陰。9時台でもどうかな。
・APSC機で70mm(換算105mm前後)で撮影。

(2)舟着き場ポイント(橋梁の下流側)

・現地までの道順:国道252の桧原スノーシェッド中ほどの三差路で桧原集落方面に向かいひたすら直進。集落内をつきあたりまで進んで、最後の右折できる細い道を右へ。Google mapでは行き止まりに見えるが構わず進むと下の地図の黄色い矢印方向に狭い農道が続いている。踏切を超えてつづら折りを下り、最後に舗装が途切れたあたりの空き地にクルマが停められて、そこから100メートルほど先が舟着き場ポイント。
・クマに注意、と複数の警告を受けた。クマ鈴やラジオ持参などで警戒すること。
・午前の撮影は半逆光~逆光
・APSC機65mm(換算100mm前後)で撮影。

第二只見川橋梁

・橋梁たもとの撮影者用スポットは、樹木が邪魔して撮りにくい状態。踏切をはさんでスポットの向かい側に車数台は止められるスペースあり。
・国道400を上流方向へ数分歩く(だらだら下り坂)と橋梁全景が撮りやすくなる。一段高い舗道からだと国道越しで窮屈な構図になり、車道上に立ちたくなるところだが意外に交通量があって車速も早い上に路肩も狭いので注意。今回は川沿いガードレール外にやや不安定だが三脚が立つ狭い場所を見つけた。立ち位置をどこに確保するか今後も研究の余地あり。
・午前は橋梁から離れると逆光~半逆光。たもとのスポットからはサイド光~半逆光で列車正面は陰になる
・APSC機63mm(換算95mm前後)および105mm(換算158mm)で撮影。

第三只見川橋梁
(1)国道252 高清水スノーシェッドの撮影スポット(橋梁北・下流側)

・一番近いシェッド内の退避/停車用スペースは、私の記憶では上流側から2つめ、下流側から4つめ。結構車の流れが速く見通しも良くないので駐車・発車時には注意。
・上記は詰めて停めても小型車3台が限界。
・ひとつ上流寄りのスペースにも2台くらいは停められる余地があるかも(そう見えただけかも)。
・午前は半逆光。
・見晴らしは非常に良いのだが、橋梁の上空に平行して送電線が渡っていて、これが写り込むのを避けると構図は結構制約される。
・APSC機55mm(換算78mm前後)で撮影

(2)対岸の県道237 撮影スポット(橋梁南・上流側)

・落石があって該当箇所には近寄れないためアクセスを断念。上流の早戸側の橋を渡って目的地へ進もうとすると県道が通行止めになっていた。
・カーナビによれば、下流側からも通行止めで近寄れない模様。

眼鏡橋(細越拱橋)

・眼鏡橋から少し上流側に進んだところの短いスノーシェッドの手前に、左折して河原に降りる道路跡がある。今は閉鎖されているが、降り口の辺りにはクルマが切り返し回頭できるくらいの空きスペースがあるので、そこに三脚が立てられる。車両サイズが小さくて取り回しが上手な人ならここにクルマを停めることも可能。
・今回は上記のスノーシェッドを上流側に抜けた右手に広い空き地を見つけたので、わたしはそちらに駐車。
・眼鏡橋上は午前中は山の蔭。昼前後から半逆光~サイド光、夕方は順光になる。
・APSC機85mm(換算128mm前後)で撮影

第四只見川橋梁

・水沼橋から少し上流側に進んだ国道252の法面が今回の撮影地。
・水沼橋から上流に向かいスノーシェッドを2つ(2つめはごく短い)くぐった先の左手の空き地にクルマを置いて(数台は余裕で停められる)、国道の向かい側の手すりを乗り越えて法面に降りると、急坂の先にわずかに平らなスペースがある。やろうと思えば三脚を立てられたかもしれないが、今回は手持ちで撮った。
・午前は法面からは逆光~半逆光、
・APSC機50mm(換算75mm前後)で撮影。
・ちなみに第四橋梁には、ここや水沼橋の他にもいくつか有名な撮影スポットがあるので各位研究されたし。

かねやまふれあい広場

・国道252沿いのパブリックな公園地なので駐車も撮影もイージー。地図省略であしからず。
・わたしは広場の手すり越しに列車を見下ろすアングルで撮ったが、線路際に降りて(ちゃんと道がある)見上げて撮る流儀の撮影者もいる。
・午前はサイド光~順光。午後になると列車の手前側側面が陰になるので注意。
・APSC機で35mm(換算50㎜前後)で撮影。

滝谷川橋梁

・県道32を南進して、滝谷駅を右手にするあたりで左折し、山に登っていく農道を進む(登り口は複数あるがどちらで左折しても合流して同じになる)。合流後1~200メートル進んだあたり、グーグルストリートビューで予習した時はわりと広い空き地に見えたのだが様変わりしていてやや背の高い茂みになっている。
・そして一箇所だけ右手の茂みが不自然に途切れて奥まで見通せる場所があって、ここが撮影ポイント。ちょうど橋梁を中心に風景が見渡せるように山林が切り開かれていてたいへん有難い。
・茂みの切れ目にクルマを停めれば往来の妨げにはならないが、切れ目は広くないので(わたしは幸い経験しなかったが)入口を塞いでしまうと他のクルマが停められない、奥に停めて手前を塞がれると出られないという問題が起きるかもしれない。前後にうまく駐車場所が見つけられると良いのだけど。
・列車の車窓から見えた感じだと、農道を登らず下の県道から撮る手もありそう。地図に「ビューポイント」の表記まである。しかしこれらいずれも未確認。
・午前は基本的に順光。
・APSC機で58mm(換算87mm前後)で撮影。

根岸俯瞰(蓋沼森林公園)

・森林公園管理棟を目指してカーナビまかせで到着。ただしブログ本文にも書いたように根岸駅方向、法用寺あたりから登っていく道はかなり狭くて見通しが悪い。
・地図で見ると、管理棟に至る道は北東(上記)、南東、南西の3ルートある。帰路は北東ルートで戻るのを避けて遠回りの南西ルートで県道53まで下った。南西ルートもけして広くない道だが、舗装状態も見通しも北東ルートよりはるかにマシで、何箇所かすれ違い退避用のスペースも確保されていた。次回行くならわたしは往復ともこのルートを使いたい。南東ルートは未確認。
・管理棟近辺から、田園俯瞰で只見線を狙いやすい場所は駐車場フェンス右隅の一角に限られる。公園内には他にも俯瞰撮影の好立地がいくつかあるようだが未確認。
・わたしの事前予想よりも蓋沼森林公園はかなり山深い。管理棟横以外で撮るならクマ避け対策は必須だと思う。
・午前は基本的に順光。
・APSC機で230mm(換算350mm前後)で撮影。

今後行ってみたい撮影地・撮ってみたい只見線シーン

・春の花の季節(会津柳津、会津中川あたり?)
・集落風景(有名なのは大志集落)
・会津中川、会津水沼などの無人駅風景
・森の新緑と川のエメラルド色(また”船着き場”?)
・田植えの季節の水鏡(根岸俯瞰、会津坂本~会津柳津あたり)
・まだ見ぬ会津川口以遠の只見線沿線

行ってみたい、撮ってみたいところだらけですね。あと、鉄道風景とは別になるけど田子倉ダムには行ってみたいなあ。近い将来に機会が作れると良いのですが、どうなることやら。

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