只見線撮り歩き4 第四只見川橋梁・ふれあい広場

まだまだ続く”只見線を3日だけ撮る男”シリーズです(しつこい)。

今回はまず第四橋梁わきで撮ったこの写真から。

今回の一連の只見線記事ではずっとsmc DA*50-135mmに頼りっぱなしでしたが、ここではじめてHD DA*16-50mmを使いました。ようやく最新レンズの真打登場?で、とにかく列車正面のピントの合い方が凄いです。わたし史上最高のジャスピン写真かもしれません。

ところで、カメラのモニターで見た時にはまあまあ思惑通り撮れたのでは? と思っていたこの写真ですが、LED表示の撮影ミスをやらかしておりました。よく見ると会津川口行の行先表示が情けない感じに。・・・ただ、この対策としてLED点滅にあわせてシャッター速度を遅くする(1/100秒程度にする必要あり)と、たぶん車両が被写体ブレしてしまうので、事前に判っていても対策は難しかったかなあ。

第四橋梁は、2年前に初めて当地に来た時に下流の水沼橋から望遠で撮ったので、今回は橋梁脇のこのスポットから撮りたいと思っていました。その狙い自体は達成できたのでまずは良しとしましょう。

ただ、その撮影場所は思ったよりもワイルドな状態でした。
国道のガードを乗り越えて、雨上がりのぬかるんだ道なき急坂を降りて、線路に近づきすぎないようにわずかなスペースを見つけて立つ、というのがここで求められる撮影行動のようです。この日は一人だったからある程度の自由がききましたが、複数人の撮影者がいると好きな構図を選ぶのも難しかったかもしれません。

因みに車窓から撮ったのがこちら。とんでもなくブレブレですが、この場所の寄る辺ない感じはこの方が伝わるかも・・・(苦笑)。

ちなみに、国道の向かい側にうまい具合に駐車できるスペースがあってその点は安心です。

さて、第四橋梁からさらに上流側の会津川口駅近くまで進んだところに「かねやまふれあい広場」があります。ここは隣り合う只見川と只見線を眼下に見て、遠く色とりどりの屋根が綺麗な大志の集落を望む有名な撮影ポイント。

あいにくの曇天で絶景度は何割か減じてしまいました。それでもじっくり眺めると、山霧の表情や水鏡になった川面の微妙なグラデーションが楽しめて、それなりに見所のある写真にはなったかと自己満足。この写真もHD DA*16-50mmで撮ってますが、ほんとに凄い描写力ですねえ。

ここは、要は国道わきのパーキングスペースにクルマを止めて、川に向けてカメラを構えればとりあえず誰でも撮れる、というビギナーに優しい撮影ポイントです。ありがたや。

すぐ下を線路が走っているわけですから、列車の側から見上げると、想像通りこういう感じに見えます。
朝からこういう感じで晴れていてくれれば、さらに一味違う写真になってたのに、というのは後から言ってもせんないですねえ(苦笑)。

さすがにそろそろ只見線写真のネタも尽きるだろう、と期待されたかもしれませんが、残念ながらまだ次回も続きます。

使用した機材:K-3III,HD DA*16-50mm, GF10,LUMIX G12-32mm

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