小石川後楽園 Limited

ちょっとタイミングを逸した感がありますが、小石川後楽園でモミジ撮りしてきましたと言う記事です。

肩を痛めて以来、PENTAX K-3IIIの出番が少しずつ減りつつあります。重たい一眼レフを持ち出すのが億劫というか落としたりしないかと怖くなっているのです。しかし、やはり花鳥風月季節の風景はOVFで気持ちよく撮りたいし、どうしようか・・・と思案した結果、今回はK-3IIIと単焦点Limitedレンズで紅葉撮りしてみよう、これなら重さの心配はかなりの部分無くなるぞ、ということで。

持ち出したのは所有する4本の単焦点Limitedレンズ、HD DA15mm F4, smc FA31mm F1.8, smc FA43mmF1.9, smc FA77mm F1.8の4本。最長77mmというのはちょっと心許ないけれども、最初からそういうつもりで行って、なんとかするしかないでしょう。

というわけでやってきました、文京区の小石川後楽園の東門。FA31mm

間近に迫る東京ドームの威容は、良くも悪くもこちらの風景の特徴のひとつですね。

この東門入ってすぐがこんな景色で、どうやらイロハモミジの色づきの盛り。DA15mm

わたしを含めて一眼抱えたフォトグラファー男女多数、スマホでにわかフォトグラファー化する人はもっと多数です。

こういう景色を前にするとついシャッター回数が増えます。”木立に光が差して陰影が作り出される光景”に弱いわたし。FA77mm

透過光も綺麗ですよね。FA77mm

背景はボカすだけでなく、絞ってボリュームを強調した・・・つもりの1枚。FA77mm

水鏡も狙ってみました。大成功とはいきませんでしたが・・・。FA31mm

余談ですが、この池にいるカモ数羽は妙に活動的で水面をけっこうな勢いで動き回ってくれるので、邪魔されない隙を見て撮るのがなかなか大変でした。

茅葺屋根を背景に、紅くなりきらないうちに盛りを過ぎてしまったモミジ。こういうのもまた趣深い。FA77mm

レンズ4本をけっこう一生懸命付け替えながら撮りましたが、結果的には77mmに頼った感じになりましね。もともと使い方を難しく感じている43mmは記事を書く段階で選に漏れてしまいました。

モミジ写真以外にも、園内で晩秋の雰囲気が感じられる景色が何点か撮れたので付け加えておきます。

落ち葉に埋もれて林の奥に佇むお堂。FA77mm

池を埋めて立ち枯れる蓮。ここで登場しましたFA43mm

東屋まわりで秋色を深める植栽。FA77mm

偶然、最後はタテ位置の写真ばかり並んでしまいました。

というわけで、我ながらFA77mmがお気に入りなんだなと気付かされたLimitedレンズ写真散歩でした。単焦点レンズばかりでも思いのほか快適で楽しくて、これがPENTAXのカメラとレンズが本領を発揮する使い方のひとつなのかもしれません。

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