浜町公園で花を撮る

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人形町を歩いた勢いで、中央区浜町あたりまでやってきました。

浜町公園で出会ったこの花、撮ってるときにはまだ名前も知りませんでしたが、あまりに可憐で美しく、撮るのに夢中になってしまいました。

そもそも、浜町公園を目当てに歩いていたわけではなく、人形町界隈の散歩のあと、なんとなく都営新宿線の浜町駅あたりまで歩いて電車乗るかな、と。ああ、芝居の明治座ってここに移ってたんだ、とかきれいな劇場を眺めて、肩から下げたPENTAX K-70で何の気なく撮ったりしながら、ぶらぶら進んでおりました。

ほどなく浜町駅に到着。おや、すぐ脇に公園があるのか。ちょっと寄ってくか。

立派なグランドやスポーツ施設がある大きな公園でした。うらうらとした初夏の心地
良い陽気で、園内には寛ぐたくさんの家族連れ。

まだ新緑と言ってよい色合いの、爽やかな青もみじ。

ハナミズキの枝に陽が射したところを裏側から。

程よい日影の中のすみれの花壇。

この公園はこれくらいかな、と思って辺りをもう一度見回すと、木立の向こうにあまり背の高くない茂みがあって、冒頭の白い花がちらほら咲いているのを発見。

五角形の真っ白い小さな花が群れて咲くさまが清楚で愛らしいのですが、何よりもこの花の可憐さを引き立てるのが、純白の金平糖のような蕾!garden
この花、その名を「カルミナ」和名をハナガサシャクナゲと言うそうです(調べてくれた人、ありがとう!)。ふらりと立ち寄った公園で、こんなに可憐で美しい(形容詞の語彙に乏しい 笑)花に出会えてありがたいことです。春から初夏の季節、花を撮る機会には事欠きません。

ただ見返してみると、どうも似たような画角・距離感で似たような写真になる傾向があります。今回は標準ズームDA16-85mmしか持っていなかったのですが、少し引いて周囲の状況を入れるとか、さらに大胆に寄るとかの工夫が必要ですね。

あと、私どうもこのレンズHD DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WRでガチっとピントを合わせるのが下手みたい。ここに載らない山ほどのボツ写真を拵えてしまいました。

で、反省しつつ今回最後の1枚。

これは浜町公園ではなく別のところで撮りました。道端に1輪だけぽつんと、鮮やか
で小さな花。おそらく他所から種が飛ばされてきてここでひとり咲いたのでしょう。
DA16-85mmでぎりぎりまで寄って、さらにけっこうトリミングをしています。

いろいろ、工夫して練習して精進しないといけません。

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