神楽坂 Limited

小石川後楽園を訪れたついでに、神楽坂界隈を散歩してきました。
このあたりには味わいのある路地裏風景が多くて、プロアマ問わずいろんな人がしばしば題材にされています。わたしも底辺アマチュアとしてトライしてみようかと。

前回のつづきなのでカメラはPENTAX K-3III。バッグには15mmから77mmまで4本の単焦点レンズが入っているのですが、今回はsmc FA31mm limited F1.8を1本だけつけっぱでいきたいと思います。

ではさっそく。

手摺のなんともいえない歳月を経た色あいが、実に良き哉。

一般的にはどうなのか知りませんが、わたしの脳内イメージで神楽坂らしい路地裏といえば、↑↓こういう味のある階段と

石畳が敷かれた小路がまず思い浮かびます。変かな?

ここも石畳。花街だった神楽坂の風情が今に残っていて、日暮れになると料亭に向かう芸者衆が歩いてきそうな感じがしませんか。

この小路は多くの人のビバ神楽坂脳を刺激するらしく、いつ来ても通りがかりる人の多くが両方向でスマホを構えて撮ってます。わたしもまた撮ってしまった。

狭い路地に、「舗装した」と言う感じではない自然な石の敷かれ方が、たまりません。

昨今人気のいわゆる「神楽坂」は、飯田橋から毘沙門天・善國寺あたりまでの坂道とその裏通り一帯の飲食店密集地を指すのだと思いますが、もう少し進んで赤城神社と地下鉄の神楽坂駅のまわりの住宅地にもなかなか味のある路地裏風景があります。
有名な象の鼻の滑り台があるあかぎ児童遊園に続く細道。
住宅地だなと思って歩いていると突然こういう色気のある門構えが目に飛び込んできたりして、油断なりません。

今回はずっと地べたを写す写真ばかり並べたので、最後に少しだけ目線を上げた写真も載せておきましょう。路地裏の軒先に提げられていた杉玉です。

お店は閉まっていたので詳しくは判りませんが、日本酒自慢の飲み屋さんなのでしょう。しかし12月はじめ杉玉はいくらなんでも早くないか? いやほんとのはしりの新酒はもう出回るのか・・・?とか不思議に思いながらの1枚でした。

というわけで、最初から最後まで路地裏だけの神楽坂写真散歩でした。FA31mm limitedは”空気感を写す”レンズと言われることもありますが、わたしに路地の空気感がどこまで写せているでしょうか。

※撮った写真をブログ記事に並べて貼りながら思いついたことがあります。そのネタは、次回。

 

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