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中井精也さんの写真展を見て以来、プチ「鉄」気分が盛り上がっているので、京都出張のついでに、梅小路の京都鉄道博物館に遊びに行ってきました。
今回はPENTAX機はお休みで、旅先のお供としてPanasonic DMC-GX7 mark2 と標準ズーム LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5の出番です。
まず、何はともあれ、有名な扇形車庫と転車台の全景から。
そうです。梅小路といえば蒸気機関車、それも短距離とはいえ毎日旅客を乗せて運転する動態保存で知られています。この時は、ちょうどこの日の運行が終わった8620形が引き上げてきて転車台に載って回り、整備場で石炭と水の補給をする光景を見ることができました。ラッキーです。
黒光りするハチロクがスチームを吐いてます。かっこいいです。
たくさんの蒸気機関車が並ぶ、フォトジェニックな扇形車庫の内側。
動輪の後方からの絵。なんという力強さ、なんという黒い輝き。
別棟には運転室の展示も。
ふだん、さして「鉄」でも「SL好き」でもない私ですが、ここにくるとつい夢中で撮ってしまいますね。
上の写真と同じアングルですが、人影がほぼ無くなった扇形車庫をやや広角で。
夕景らしいホワイトバランスにすると、錆びや汚れの色に味が出て、私好みの1枚になりました。
もう少し遅い時間まで粘れるとさらに良い感じの光と影の絵になるに違いないのですが、閉館時刻が迫ったのでやむを得ず退散です。もっと日の短い季節に来ればいいんだな、きっと。
以上、京都鉄道博物館で蒸気機関車を撮るの巻でした。SL以外の写真は次回。