JR青梅線 楽しいかも

御岳渓谷に遊びに行った時に、久しぶりにJR青梅線に乗りました。で、今回は「青梅線いいじゃん」というだけの埋め草記事です。

学生時代まで遡れば、何回か奥多摩や五日市まで行ったことがあるし、御岳山でハイキングしたこともありますが、それ以来果たして青梅線の拝島以遠を訪ねたことがあったでしょうか・・・実にうん十年振りの乗車ではなかったかしらん。(立川~拝島間は何度か商用で行く機会はあった、うん。)

御嶽駅のホームでこの写真撮ってあらためて認識しましたが、青梅線のこのあたり、なんと単線じゃないですか!
東京都内のJR線で、少し時間距離は遠いとはいえ、都心に通勤してる人もたぶん少なくないと思われるこのあたりで、郷愁を誘う単線。今風に言えば、なんかエモくないですか。

俄か勉強しましたが、青梅線は中央線立川駅から南西に伸びる中央線と分岐して西進・北上し、立川から終点の奥多摩まで多摩川左岸沿いの37kmを24駅で結びます。郊外路線なのにけっこう駅の数が多くて平均駅間距離が1.5km程度と短いのはひとつの特徴。なるほど、先日の軍畑~御嶽の渓谷散歩も距離的には短くてお手軽だったのはそういうわけですか。

途中の拝島で五日市線、八高線と接続するため、立川・拝島間はこれらの線からの直通列車も乗り入れて運転本数が多くなっているようです(ラッシュ時は最短2分間隔に達する)。拝島の先の青梅まで、少し運転本数は減るものの中央線直通列車を含めて昼間10分間隔程度で運転されていて、立川・青梅間は普通に「東京の電車」の感じです。

で、立川と青梅のひとつ手前の東青梅の間は複線ですが、東青梅以遠は単線なのです。先日訪ねた際にも、東青梅駅で何分か交換待ちをしたので「おや」と思ったものです。

そして今回、ライト旅鉄層でローカル線好きのわたしの琴線に触れたのは、運転間隔が終日30分~60分間隔と一挙にローカル線ぽくなる青梅以遠の単線区間です。単線ならではの列車交換待ちが随所に発生すること、駅数が多いこと、蛇行する多摩川に沿ってカーブをゆっくり進むこと、などが相まって、のんびりガタゴトと電車が進んでいくさまは、いやが上にも旅鉄気分を盛り上げてくれます。宮ノ平~白丸の11駅が完全な無人駅だというのも「らしさ」を高める重要な要素ですね。

青梅線沿線情報をさっと眺められるサイトとしては、こんなのを見つけました。

JR青梅線(東京都)の鉄道駅[電車駅]路線一覧/ホームメイト
JR青梅線(東京都)にある鉄道駅[電車駅]路線を一覧でご覧頂けます。それぞれの交通施設について、基本情報(所在地)やアクセス方法、皆様から頂いた口コミ、写真、動画などを掲載。JR青梅線(東京都)で鉄道駅[電車駅]をお探しならホームメイト・リサーチの「ユキサキナビ」にお...

各駅の様子を眺めながら、わたしの内心で新たな沿線散歩のターゲットとして青梅線は急浮上しているわけです。駅間が近いのは撮り歩きには便利だし、これは遊び甲斐があるかも。

・・・といっても、青梅までたどり着くのが結構たいへんで、そんなに足繁く通えるわけでもないのですが・・・どうしたものか。

こういう「どうしたものか」は愉しい困りごとなので、いくつあっても全然苦にならないですけど(笑)。

撮影に使った機材:K-3III,HD DA*16-50

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