再び江ノ電で (2)腰越・江ノ島など

というわけで江ノ電に乗ってひとり遠足は続きます。

鎌倉高校前駅から次の腰越駅まで、わずかひと駅の乗車ですが珍しいものを見ることができました。

いまどき板張りの床の車両ですよ。地元の乗客の方々は慣れっこなのか関心のない様子でしたが、わたしは大興奮。思わず立ち上がって(というかしゃがみ込んで)こんな写真を撮ってしまいましたが、流石にちょっと恥ずかしかったのでじっくり構図やピント位置を練るわけにいかず、変な写真になってしまいました。第一、水平が・・・。

腰越駅で降りて、腰越~江ノ島の併用軌道区間を走る江ノ電を撮りました。路面電車好きのわたし。

ところで腰越駅前のこのお店、シャッターの空き枠が「バンクシーの為予約済み」は可笑しくないですか。不覚にも声を出して笑ってしまいました。

駅から徒歩3分ほどで腰越漁港です。路面電車だけでなく船にも弱いわたし。無造作に置かれた漁具の籠や係留中の漁船があると、撮らずに居られません。

漁港の防波堤の先から、江ノ島と富士を望むの図。狭い場所で思うように動けず構図が難しいのですが、雲の形のおかげでなんとか絵になった(かな?)。

江ノ島の手前で小さな帆を上げているのは何でしょう? マリンスポーツに疎いわたし。

防波堤の上で強風に吹かれるがままだったので、気がつくとけっこう身体が冷えてきました。これはいかんと退散し、腰越から片瀬東浜、さらに江ノ島を横目に西浜まで進みます。

その片瀬西浜から相模湾の向こうに富士の高嶺。この辺まで来ると、望遠レンズを使えばようやく画面いっぱいに捉えられるようになります。

実は、西浜から江ノ島を望んで例のSLAM DUNK最終回のシーンをもう一度再現して撮ろうと思っていたのですが、残念ながらこの日行ってみると江ノ島の西一帯は全面的に砂入れの工事中で、ロープ囲いがされていて思うように立ち入れません。

やむを得ずカメラを沖に向けて専ら波濤と富士を撮ることに相成りました。タテ構図でも1枚。

想定外の事態でしたが、富士山が綺麗に見えていたからラッキーで問題なし、と考えることにしましょう。

風に煽られてはいますが、冬の陽射しを浴びて江ノ島のヤシの木も少し嬉しそうです。

写真によって空の色が随分変わってますね。光線の差、SIGMA17-70 とPENTAX DA55-300のレンズによる色味の差に加えて、それぞれに付けたPLフィルターが効くときとさっぱり効かない時の差(もちろん光線の向きによるが、それにしても安定しない・・・ぶつぶつ)も大きいように思います。安物ばかり買っている報いかなあ。

さて、せっかく来ましたが、江ノ島に渡って遊ぶとか水族館に寄るとかするほどの時間の余裕は無く、他に立ち寄りたいところもあって、このあたりで退散することにします。

江ノ電に乗って”ひとり遠足”、次回は極楽寺、長谷あたりを歩きます。

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