はじめての科学博物館

東京上野の国立科学博物館、通称「科博」とも呼ぶらしいです。

旧国鉄のマルス端末を観に行って、そのついでにちょっと見物くらいの軽い気持ちでうろうろしたのですが、けっこう刺激の強い「初科博」体験になりました。

チビッ子たちに交じって結構大興奮だった恐竜(の骨格標本)コーナー。
頭の上からトリケラトプスがどどーん。

首の長いなんとかザウルスと、右でアバラが見えている後ろ姿はティラノザウルス。ばばーん。

一転して落ち着いた技術展示のコーナーで、これは地球観測衛星「だいち2」の巨大なアンテナ(の一部)。ほおーっ。

観測衛星は常に太陽風、宇宙嵐の影響を受けているため、日々「宇宙天気予報」をしっかり発信して備えることが重要なのだと。へえー。

視線を降ろして海底に目を向けます。観測期間が終わると自分で海上に浮き上がってきて回収される、お利口な”自己浮上型”の海底地震計。はあーっ。

そしてこれが、エジソンが日本の京都の竹をフィラメントとして使った「最初の電球」。へえーっ。

潜水調査船「しんかい6500」1/2サイズレプリカ。実寸はこの倍だとしても、この耐圧殻に観測者3人が入るというのは、小さすぎないのだろうか・・・ふーん?

とにかく、目につくものすべて「凄い」ものばかりで、ひたすら「へー、ほー、はー」と感心してばかりです。

これは「地球館」最上階だったと思います、哺乳類大集合。これだけさまざまな大きさ・形が揃うと、脳内が「野生の王国」モードになりますね。生き物って尊い!地球って素敵!

そしてモードが切り替わって、こちらの展示は平賀源内先生のエレキテル(もちろんレプリカ)。へえー。

ひとつひとつの展示の情報密度が高い上に見た目でも情動を揺さぶるインパクトが強く、その上「科学」の振れ幅が大きいので、左右の脳がぐるんぐるん振り回される数時間でした。これでもわたしが歩いたのは新館「地球館」の常設展の一部だけ。「日本館」そのほかの展示や、企画展まで含めると1日ではとても回り切れないくらいのボリュームです。

これは何度か覚悟して通わねば、と思った「科博」初参詣でした。
この後、興奮を静めながら上野公園を少し歩いたので、次回はその模様を。

タイトルとURLをコピーしました