路面電車と豊橋公園

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愛知県三河地方の中核都市・豊橋を、Q7片手に散策する機会がありました。

私、別に血中の「鉄」成分は濃くないんですが、妙に路面電車が好きで、これまで函館、京都、富山、広島、岡山、松山、といった旅先で、少しずつ乗っては楽しんできましたが・・・路面電車、豊橋にもあるんですね。

JR豊橋駅前のの始発駅はこんな感じ。朝夕たくさんの人が利用しています。

車内の様子。ノスタルジック風味は希薄で、完全に現役バリバリの市内鉄道網です。

それでも、市内各駅はまごう事き「昭和の市電」の佇まいで、いい味が出てます。

さて、この日路面電車で向かったのは、豊橋公園。夕暮れが忍び寄る時間帯でした。

この公園全体が、吉田城(吉田は豊橋の旧地名)の城址なのだそうです。16世紀はじめに今川氏が築城したのが最初で、その後は様々な領主がこの地を統べて城の主となりましたが、江戸時代には三河吉田藩の本拠となり、譜代の重臣の居城として栄えたと伝えられているそうです。

城の面積は名古屋城よりも広いという、立派な城址公園です。現在、川のほとりに天守と見まごう立派な櫓が建っていますが、これは1954年に再建されたものだそうです。

櫓のすぐ北側を川が流れています。ちょうど夕焼けが始まっていました。

豊橋編、次回に続きます。

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