新緑をSIGMA30mmで撮る

手持ちのレンズの中でSIGMA30mm F1.4 DC HSMの稼働率が際立って悪いことに最近気が付きました。
これはいかんということで、ゴールデンウィークのとある日に持ち出して、PENTAX KP+SIGMA30mmで東京は吉祥寺、井の頭公園の新緑を少しだけ撮ってみました。

F1.4という明るさがこのレンズの特徴ですから、開放で撮ってみたくなるのが人情。ピントは擬木手すりにあわせて、新緑を背景でぼかしてみました。しかしボカせば良いというものではない、というのがこの写真からの教訓です(爆。

もう1点、開放F1.4での写真

タンポポの綿毛をガチピンでもっと際立たせたいところですが、このくらいの柔らかい写りになってしまうのがこのレンズの宿命なのかもしれません。最初の写真に比べれば、ボケの具合は自然で悪くないという感じがします。

さて次に、絞ってキリっと撮れるでしょうか。こちらは井の頭公園の名の由来にもなっている池の端の湧水。

このレンズの持ち味なんでしょうが、PENTAX純正のレンズ(一括りでは言えない多様さはありますが)と比べると、色乗りが割とあっさりめな感じがします。良く言うと「すっきりした色」と言う感じ。すっきりしすぎて、しっかり色が乗る写真に慣れた身としてはちょっと物足りないという気配が無くもない。

今回タイトルで「新緑の」と銘打ちましたから、新緑らしい写真も上げておきましょう。

うん、やはり「あっさり・すっきり」という特徴が見て取れるように、私は思いますね。

というわけで、別件の用事を足す合間を縫ってのSIGMA30mm散歩でした。30mmという焦点距離の使いこなしにはまだまだ修業が必要そうです。このレンズ、ちょっと重たいのも持ち出しが減っている理由のひとつで、常用している純正の軽くて堅実なDA20-40mm F2.8-4との使い分けも、どうするかなあ。

しかし開放F1.4はKマウントのラインアップの中で貴重なので、今後はしっかり使えるようになっていかないといけませんね。

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