前回のつづきで、久が原駅周辺の積み残し写真から始めましょう。今回の記事ではPENTAX K-3IIIとSIGMA 30mm HSM, HD DA 15mm limited の2本の単焦点レンズを使っています。
東急池上線の御嶽山～久が原～千鳥町あたりって、地図で見ると都心の私鉄沿線には珍しい長い直線区間なんですね。久が原駅近くの踏切に立って千鳥町方向を望んで撮ると、たしかにこういう果てしない感じの直線路。
同様の写真なのですが、久が原駅のホームから撮るとこういう感じ。↑の写真は見えている踏切上で撮ったものです。
このあたり、3駅にわたる長い直線区間で、線路わきを直線道路がほぼずっと並走しているというのも特徴的な風景です。
さて、ひと駅電車に乗って、隣の御嶽山（おんたけさん）駅まで移動しました。
この駅のホームからの特徴的な景色といえば、これです。
ん？ と思うかもしれませんね。説明すると、東急池上線の御嶽山駅ホームは、東海道新幹線とJR品鶴線（横須賀線や新宿湘南ラインが走る、東海道本線の支線にあたる線路）が走る掘割の上にかかって立体交差する位置にあるのです。つまり、駅の外から撮るとこういうことになっている。
金網越しで見にくい上に気持ち悪いフリンジが出かかってますがご容赦を。新幹線の走る上を池上線のホームが跨いでいるのはわかりますよね？
そんな特殊な位置にありますが、御嶽山駅自体は池上線らしいこじんまりとした佇まいです。
駅前商店街は、隣の久が原よりもよりカジュアルな、庶民的な雰囲気です。
お休みの店が目立つのは、祝休日だからだと信じたい。
ちなみに、わたしはこのお店が気になって串団子を手土産に買って帰りました。「ずんだ団子」が特に美味でした。
駅至近にある、駅名の元になった御嶽神社は、木曾の御嶽山由縁だそうです。
本殿そのほかの立派な社の屋根の上、早春の青空に浮かぶ雲が綺麗でした。
ということで、東急池上線フォト散歩、前回・今回はそれまでの方向と逆走しましたが、これで五反田～久が原までいちおうは踏破したことになります。残るは千鳥町、池上、蓮沼、蒲田の４駅ですね。気長に頑張ります！
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