旅先で試し撮り

せっかくセットアップしたPENTAX K-3IIIが、あまりに実写機会が無いのは寂しいということで、旅先・・・とはいっても久しぶりの出張仕事のついでという程度のことですが、スーツケースに紛れ込ませて持ち出して、試し撮りしてきました。

新幹線の某駅ホームで。半径50メートル以内に無人状態だったので、点字ブロック線を越えなければ叱られることも訝られることもなかろうと1枚。

レンズはHD DA55-300 PLM。いつもの癖で置きピンで撮ってしまったからAFの感触試しにはなりませんでした。また、わたしには珍しく「撮って出し」なのは単にRAWで撮り損なっただけです。などと「初撮り」らしいミスをいろいろ連発(苦笑)しました。出来上がった写真は・・・ちょいピン甘ですがなかなか雰囲気があって悪くないかな。

知ってる人が見れば場所は一目瞭然でしょうが、某市の路面電車。

これもHD DA55-300 PLMです。AFが小気味よく定まった上に、残暑をはらんだ夕暮れの空気まで写し取れた気がして、わたしはたいへん自己満足してます。

高層の建物から、新幹線駅のホームの向こうに広がる夕暮れの街並み。

これはHD DA20-40mm。ちょうど日没の頃、遥かに海と山を望むゴキゲンな景色。見えにくい角度だけどホームからこだま号が出発したところです。

同じ場所から、せっかくなので夕焼け空そのものを撮ろうともう1枚。

ホワイトバランス「曇天」+カスタムイメージ「風景」にしてRAW現像した以外には色味の調整は行ってませんが結構な紅い空になりました。レンズはふたたび望遠でHD DA55-300mm。AF合焦が早くすべての焦点距離で画質に破綻が無い堅実なこのレンズは、AFの信頼度が増したK-3IIIではこれまでのカメラ以上に重宝しそうです。

シーンがいずれも夕方なのは、お察しください、昼間は仕事で忙しいかったのです(苦笑)。完全に暮れて暗くなってしまうと手持ちでは厳しいから、宵闇迫る中で慌ただしく撮りました。期せずしてちょっと「鉄」風味の試し撮りになりました。

以下感想です。
カメラの心地よい持ち応え、シャッターの軽い感触と切れの良い音、ファインダーの明るさが印象的です。撮った写真も私にしては悪くない出来。ただ、カメラ操作が指に馴染むにはもう少し時間がかかりそうです。

特にまだハイパーPとの付き合い方が身につきません。シーンに応じて好きにHyperAv,HyperTvで露出補正しながら撮ればよいのですが、なぜか撮る前にプログラムライン設定をいじる無用な回り道をしたりしてましたね(苦笑)。

だんだん慣れていくと思います。早く世の中が落ち着いて、遠慮なく撮り歩けるようになりますように。

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