城南五山 縦走w(3)

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花房山、池田山と巡って、最後の目的地は島津山です。これで先日歩いた御殿山、八ツ山とあわせて城南五山が踏破(笑)できることになります。それではPENTAX KPを手に写真散歩に行ってみましょう。

と言いつつ、まだ池田山公園でモミジ撮ってたりして(しつこい)。
FA43mm

この井戸は生きてるんでしょうか?
FA43mm

いや、さすがにキリがないので、公園は後にすることにします。

見事な欅の木なんですが、この写真で見てもらいたいのは脇の急坂。
SIGMA30mm

”ブラタモリ”的な目線で地図を眺めてみると、「五山」は武蔵野台地の東端が目黒川などの川に浸食されて小高い丘として残った地形のようです。何度も言ってますが起伏がなかなかに激しくて、距離はたいしたことないが上り下りが連続するため、城南五山縦走(笑)は油断してると結構足腰に来ます。

池田山からいったん降ってきたところで、何気に東京医療保険大学の建物を撮る。
SIGMA30mm

たしか昔ここでTOEICの試験を受けたぞ、と個人的な思い出が甦ったので、思わず撮ってしまいました。その時は今とは違う学校名だったような気がしますが、既に記憶が定かではありません・・・。

国道1号線に出て、また少し登ったところで見つけた袖ヶ崎神社。この裏手あたりが島津山と呼ばれる一帯になります(住所表示は池田山と同じく品川区東五反田)。
SIGMA30mm

この日巡った三山はいずれも東京屈指の高級住宅街ですが、高級と縁遠い私の勝手な印象としては、道が整然としていて広いせいか1軒づつのハコが大きく感じられて、島津山が一番ハイソサエティな感じが強いです(個人の感想です)。

そのハイソな庭先の立派な木々も、色づきつつある(きれいな心の眼で見ればそう見える!)天下の秋です。
SIGMA30mm

ハイソなお屋敷は、外壁を這うツタの風情もハイソ。
SIGMA30mm

SIGMA30mmの開放F1.4のボケをしっかり味わいたかったのですが、あまりにピント面が薄くあえなく失敗しました。↑この写真の絞りはF1.8ですが、それでも上品な色合いと十分に綺麗なボケで私は非常に気に入っています(でも次は開放で捲土重来を期すわたし)。

そして島津山もまた坂道の街です。さすがにちょっと疲れてきたので、地図を良く見て、不用意に下ってまた登らなければならなくなる愚を犯さないように、慎重に歩いています。
SIGMA30mm

三山縦走(まだ言ってる 笑)の締めくくり写真はこちら。旧島津公爵家本邸の跡地に建つ清泉女子大です。
SIGMA30mm

もう少ししっかり構図を詰めて撮りたかったのですが、この時、女子大の前でカメラを構える不審なおやじこと私に対して、大学前の坂道でロードトレーニング中の女子学生から厳しい詮議の視線が注がれていました。その圧力に耐えきれなかったので(苦笑)、さっさと1枚撮って即撤収したのでした。

こうして、目黒駅を出発して寄り道しながら3時間足らずで、城南五山のうち三山を歩いてきました。

坂道を下ったとところが、五反田駅から八ツ山・御殿山方面に向かう通り。ここでも銀杏並木が綺麗でした。
SIGMA30mm

このまま直進すれば八ツ山まで徒歩たぶん10分くらいで着いてしまうでしょうが、私の今日の写真散歩はここまで。
以上、前回とあわせて城南五山を散歩で踏破の巻でした。

今回はSIGMA30mmを付けっぱなしの時間が長く、このレンズをこれほど使ったのは初めてでした。純正レンズと比べた写りの印象は、前にもコメントしたように、きりっとしてドライな感じ。PENTAX純正のレンズが空気の湿度を写すようなしっとりとした絵を作ることが多い(私はそう感じます)のとは、持ち味が違うなあ、と。

ご参考までに、この付近の地図をGoogle Mapを借りて示しておきます。

五山の位置は私の主観で適当に置いているので誤差や間違いがあっても悪しからず許してくださいね。

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