S5で散歩 東武博物館

浅草から歩き始めて向島を縦断し、前回は百花園に辿りついたところでした。

その後、散歩の最後は東武線の東向島駅から帰路についたのですが、その前に大事な立ち寄り先がひとつ。

東向島駅を急行列車が通過するホーム上風景ですが、向かいホームの看板にご注目。左様、この駅の高架下にこの施設があるのです。

東武博物館
東武博物館のご案内。東武鉄道の歴史をひもとく東武博物館。館内のご案内、実物車両、展示内容、体験コーナー、友の会、イベントニュース、ミュージアムショップについての情報をご案内します。

今回は、血中鉄濃度が常人より少しだけ高いわたしが、東武博物館でおおいに遊ぶの巻です。どこの誰がそんな話を喜ぶのか全く不明ですが、自己満足100%でお届けします。

さて、入口はこちら。

もう順不同で、話したい順番で写真貼りますけど(笑)、
まずいきなりこれです。

わかります?1897年に初めて東武が注文してカーネギー社が製作したレールです。TOBUの文字が眩しいですね。

本格的な「鉄」の方々にとっては何をいまさら、な情報かもしれませんが、こういう分岐器の解説とかめちゃめちゃ勉強になってガン見、ガン読みしました。

こうやって「本線」「副本線」の呼称とか、各線用に分かれた信号機の制御とか解説してもらって、もう鼻息ブンブンのわたしです。

心ひそかに盛り上がったのは、こちらの展示。

運転席に居るつもりで、指示通りにスイッチや左右のハンドルを操作して、パンタグラフの上げ下げや動輪の運転と停止の制御をすることができます。俯瞰して見た↓の写真で、パンタグラフが上がってるのがわかりますよね?

小心者なので「いい歳して何を・・・」という周囲の目が気になって1シークエンス限りで運転席を降りましたが、許されるなら、ここで好きなだけハンドル操作を繰り返していたかったわたしです。うーん。

個人的趣味に走って変な紹介順になりましたが、もちろん、もっとわかりやすい鉄道博物館らしい展示物もたくさんあります。

例えばこういうクラシカルな車両の展示・・・

黒光する板張りの床がなんとも素敵です。

はたまたこちらは、東武特急ロマンスカーの内装展示。

これが運転席で・・・

窓の外の景色からわかるように、この車両自体は実は博物館の「屋外」にあって、道端からこうして外側を撮ることができます。

というか、入館する前に外からこの車両は見えていましたが、中に入って内装が見られるようになっているとは想像できなかったので驚きました・・・。

その他にも、いろいろ。

例えば特急スペーシアの内装展示。

これは日光で実際に運行していたロープウェイの籠。
キリがないんですけど、この他にもたくさんの車両展示あり、たくさんの運転シミュレーション台あり(子供たちに大人気)、巨大な鉄道ジオラマあり、・・・で、東武鉄道グループが総力を挙げて鉄道の魅力をPRする、大人も十分に楽しめる鉄道博物館でした。

屋内で引きがとれない場所も多いので、フルサイズで広角20mmまでカバーできるS5+LUMIX S20-60の組み合わせは非常に有用でしたが、SLの展示については黒鉄の光沢が(機材のせいではなくわたしのウデの問題で)うまく撮れなかったのでボツ。もう一度来ることがあれば、じっくり事前に何をどう撮るか作戦を練ってきたいものです。

というわけで、特別番組の東向島・東武博物館を含めて4回に渡った向島散歩記事は、ようやくこれで終わりです。
最後まで見ていただいてありがとうございました。

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