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時計を巻き戻して10月の半ば、日本各地は雨続きでした。
私は2週間ほど東京と地方を行ったり来たりする仕事だったのですが、台風の影響もあって、毎日どこへ行っても、うんざりするような肌寒い雨。体調がすぐれなかったこともあって、カメラ抱えての外出も滞りがちで、イライラしておりました。
それが、この日は午後から嘘のように晴れました！
自宅で書類仕事をしていたのですが、これはチャンスです。さっさと片づけてカメラ散歩に出かけましょう。
というわけで、久しぶりにやってきたのは、東京・城南のしながわ区民公園。
うわー、青空が目に染みるわ（笑）。因みに、空に舞って見えるのは鳥でもゴミもなく、良く見たらイチョウの葉でした。
知らない間に秋は深まっていくんですねえ。池の周りにはススキが生えそろってきています。
水鳥を狙ってか、かなり気合の入った望遠レンズ付きカメラを手に、池を油断なく見張って
いる方がちらほらおられましたが、首尾はどうだったのでしょう。
私が見つけられたのはハトだけ（笑）。
石灯籠の向こうの威容は、しながわ水族館。
とにかく、晴れていてカメラを手に公園を散歩できるだけでうれしい、という日でした。
まだ本格的な紅葉・落葉のシーズンには少し間がありますが、水の流れもどことなく秋めいていて、写真には良い季節の幕開けを感じさせてくれました。
嬉しさのあまり、たくさん撮ってしまいました。
今回は空と水、でしたが、次回はしながわ区民公園の花と落ち葉とどんぐり（！）を、お見せしようと思います。
