横浜へ”ひとり遠足” 大桟橋

11月のとある週末、あまりに天気が良かったのでどこかへ出掛けたくなり、横浜に半日の”ひとり遠足”をしてきました。

行先をはっきり決めないまま「とにかく横浜方面へ」ということで出発してしまって、電車の中であれこれ考えましたがまとまりません。ええい迷ったときはあそこに行ってから考えよう、というわけで、
とりあえず大桟橋をめざすことにしました。

最寄り駅・みなとみらい線の日本大通り駅から地上に出て、とにかく大桟橋へ。

横浜海岸教会のとなりのなにやら由緒ありそうなこの建物。門前の銀杏が見事な色づきでした。楽しそうに写真を撮っているカップルがいて、こちらも気分が盛り上がります。

永らくわたしにとって横浜は縁遠い街だったのですが、数年前に半年ほど仕事で通う機会があって、ようやくこの横浜の中の横浜ともいうべき日本大通り~関内~県庁・税関~大桟橋~山下公園~中華街といった界隈の様子と地理を学んだのでした。ビバお仕事、ビバヨコハマ!

大桟橋に到着です。わたしと同じように好天に誘われたのでしょう、ジョギングにやってくるグループをはじめ午前中から多くの訪問者の姿があります。ともかく屋上広場に上がりましょう。

屋上広場は空が広くて、実に爽快です。

思えば、前回この桟橋に来た時には”あの”ダイアモンドプリンセス号が停泊していました・・・。
この日は「にっぽん丸」がいたので、ベイブリッジを船尾の姿越しに撮ってみます。

横浜港を広く見渡して悦に入っていましたが、東南の方向に気になるものを発見。停泊中の船の艦橋越しに見えているのは「アレ」ですね、ガン〇〇ですね、って伏字にする必要もないか。ガンダムファクトリー横浜まで行かずに、ここから後ろ姿半分だけは観ることができるみたいです。

北方向の港湾風景。

広場の一部には芝生も貼られていて、秋空の下で牧歌的な長閑さも漂います。

東方向、あらためてベイブリッジの雄姿を眺めます。

広場の中央には屋外・屋内が一体でつながる大桟橋ホールがあります。無人だとこんなに広々しているんですね。

さて、ここから何処へ行こうか、というのがこの時のお題だったわけです。これだけ天気が良ければ、どこをどう歩いても愉しいから気楽な選択ですが・・・

南西の「象の鼻パーク」方向を眺めると、天候と光線の加減で今日は横浜税関の丸屋根、通称「クイーンの塔」がひときわくっきりと優美に見えました。

因みに、やや目立たないけど左に見えている赤茶色が神奈川県庁の「キングの塔」。開港記念館の「ジャックの塔」はこの写真では見えてないようですね。

横浜三塔(キング・クイーン・ジャック) [はまてなし]
現在は都市開発が進み、高い建物も増えた横浜だが、この街には昔ながらの建物がまだまだ多く現存する。関内・日本大通り地区の塔のある建物はトランプになぞらえ、神奈川県庁本庁舎"キング"、横浜税関"クイーン"、横浜市開港記念会館"ジャック"の「横浜三塔」と言われ、古くから愛さ...

よし、今日は「象の鼻」から「クイーンの塔」の下を通って汽車道をみなとみらい方向へ歩こう。
もったいぶって考えた末に、ド定番の観光客コースを歩くことに決めました。

前回横浜に遊びに来た時にはたしかまだ横浜エアキャビンが開通する前だったので、汽車道沿いの空をゴンドラが進む姿を初めて見物しておくのも悪くないでしょう。

というわけで、気まぐれにやってきた横浜散歩、次回は象の鼻パークから汽車道を歩きます。

※しかし、人間の眼には「どっちを向いても綺麗な青空」に見えているのに、カメラが写す空の色は方角(光線の違い)によってずいぶん違う色合いになるものですね・・・。今回は特に特に目立つなあ。頭ではそういうものだとわかってはいるのですが、写真は難しいですねえ。

使用した機材:LUMIX G99, Leica DG12-60, Leica DG50-200

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