リコーイメージング フォトスクール(入門実践編)

旧サイトから転載した記事なので内容齟齬やリンク切れなどの不備が生じていることがあります。
***
先週末に、リコーイメージング主催のフォトスクールに参加してきました。プロの写真家の先生の指導を受ける一眼レフ入門者向けの講座で、屋外で実際に人、木々、花などいろいろなものを撮りながら実践で学びました。

講習場所は新宿御苑で、3時間の間、ずっと暖かい陽射しに恵まれ、光の量がたっぷりだったのは幸運でした。忘れないうちに講習内容を記録しておきますね。

1)Pモードで、順光、逆光、サイド光、斜光、半逆光の違いを撮る
2)Tvモードで、ジョギングする人をモデルに動態を撮る
・Tvモードでシャッター速度を変えて撮って被写体ブレの違いを感じる
・流し撮りする(私は全然ダメ、難しかった!)
・AF追随しながら連射する
3)Avモードで、花壇の花を絞りを変えて撮る
・同じ構図で絞りを変えて撮り、被写界深度の違いを感じる
・マクロレンズ(貸出)で、とろけるボケとマクロ撮影を経験する
4)Pモードで撮って、ヒストグラムを見ながら露出補正する
・木の黒い幹が黒く写るまで、−補正
・日陰の白壁が白く写るまで、+補正
5)大温室で、今日勉強したことを使いながら自由撮影20分

「まったく知らない」ことはほとんど無い講習でしたが、それだけに「やってみて、ちゃんとできる」ことがあまりに少ないことを思い知らされます。課題をひとつづつクリアしていくと「少し身に付いた」感じがして、実に楽しい。やっぱ実践あるのみだなあ。先生も「場数を踏んで手で覚えていくしかないですよ」とおっしゃっていました。

もうひとつ、途中で35mm、50mm、100mmの純正マクロレンズを貸してくれるセッションがあったのも嬉しかった。私が密かに次の購入レンズ候補のひとつと考えている smc PENTAX-D FA マクロ 100mm F2.8 WR と、もうひとつ smc PENTAX-D FA マクロ 50mm F2.8 を試しましたが、いやあ、どっちも素晴らしい。どっちも欲しい!
しかし、マクロレンズってピント合わせがほんとシビアですね。絞りを開放にして無防備に手持ちで寄ってAFで撮ったのでは、なかなか思うところにピントが来てくれません。そういう経験をできたことも含めて、参加してほんとに良かった。

マクロレンズ初体験の2枚がこちら。
Study2/  PENTAX K-70,smc PENTAX-D FA macro 100mm F2.8 WR

Study3/  PENTAX K-70,smc PENTAX-D FA macro 100mm F2.8 WR

もっと寄ったり、もっとぼかしたりするとピントが全然合わせられなくて(苦笑)。

レッスン終了後、もっと新宿御苑で撮影を楽しんで帰りたかったのですが、用事があって急いで移動しなければなりませんでした。口惜しいので、盛大に咲いていた梅木を帰り際に自前のレンズで1枚。
Japanese apricot/ PENTAX K-70,smc PENTAX-DA 50mm F1.8

なんか花の写真ばかりになってしまいましたね。
ともあれ、充実したあっという間の3時間でした。リコーさんと谷口先生に感謝いたします。

タイトルとURLをコピーしました