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PENTAX KPを使うようになって3週間ほど経過。
ふらふらと撮り歩いているうちに、このカメラ、K-70より小さくなってないか？と感じました。
カタログ寸法だと、逆にWHDいずれも少しづつ大きいはずなんですが、なんか手の中で小さく握りこみやすい気がする。突起部の形状とか、グリップ握った右手指の先の隙間の具合とか、ボディの触感とか、いろんな要素の組み合わせのせいで、そう感じるのだと思います。
手があまり大きくない私にとっては、これは歓迎すべきことです。横位置では、断然ホールドしやすい。
カメラを左掌で支えながら、レンズの両側に親指と他の指を回すと、指がしっかりかかる場所があって、挟みこんでロックすることができます。そのままファインダー覗いている顔に押し付けると、右手抜きで安定する。もちろんレンズが重たい時には右手の助けがいりますが、明らかにK-70の時より「左手（だけ）で持つ」感覚が強まりました。
悩ましいのは縦位置です。
これまでは、右わきが空いて不安定になるのを嫌って「左手・右手とも下」で持って撮ってきました。上の写真もそう。
両わきが締まって姿勢としては安心ですが、両手が交錯する上に、右手で支えながらのシャッターやダイヤル類の操作は手首を厳しい角度で使うので、柔軟性に欠ける私の上半身はたいてい悲鳴を上げます。おまけに左手の位置が前ダイヤルに干渉して邪魔だし。そんなこんなで、縦位置はいつもごまかし、ごまかしで撮ってます。
そこで、この、ホールド感抜群のKPなら、この際宗旨替えして「左手・下、右手・上」で構えても左手だけで安定させられるんじゃないか、と思って試してみました。
結果。
左手・下でしっかり握ることは横位置同様に問題ないのですが、左目でファインダーを覗く私の姿勢では、なんと、頭が邪魔になって親指AFボタンが押せません。
そこかよ！orz
あれこれ試しましたが、写真を撮るまでに至らず不採用、ということになりました。お粗末。
縦位置姿勢の悩みはKPになっても続きそうです。
