はじめてのネイチャースナップ教室(1) 桜を撮る

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4月初旬に、リコーさん主催のフォトスクール「はじめてのネイチャースナップ」に参加してきました。写真家の小林義明先生が講師で、午前中に新宿御苑での実地撮影、午後は西新宿のリコーイメージングのサービスセンターでの作例講評会、参加者は10名くらい、という仕立ての講習会でした。

この日は少し汗ばむほどの暖かさでした。ちょうど桜が盛んに散っているところで、すごい桜吹雪、という瞬間が何度もあったのですが、なかなかシャッターチャンスが掴めず、私が撮れたのはせいぜいこんな感じでした。

小林先生が、受講者に盛んにアドバイスをしてくれたのは、ここを撮りたい、と思ったら、あれこれ迷う前にたくさん撮れ、構図に迷ったらいろんな構図で、露出に迷ったらいろんな露出で撮れ。
躊躇わずたくさんシャッター切れ。ということでした。

「自然の中では、今日のこの写真は今日、いまこの瞬間しか撮れません」

この日の先生からのお題は、「桜にこだわらず、春のいろんなものを撮る」ということだったのですが、ついつい桜に引っ張られてしまいました。この日撮った桜写真をアップします。

池に垂れる桜の枝

小林先生は、こうもおっしゃってました。

光に敏感になろう。平凡に見える風景の中でも、光のあたっている所、当たっていない所を意識するだけで、写真の材料になるものがいっぱい見つかる。

池の水面。桜色を含むとりどりの色と、まばらな光がアクセントになるか、と思って1枚。

春の野に散る花。人影や木に括ったロープを隠したいところですが、なかなかそうもいきません。

スクール参加者の中に上手な方が何人もいて、同じ場所・同じ時刻で撮ってこんなに違うか、と唸らされました。それらと比べると自分がいかに下手くそな初級者なのか思い知らされますが、こうした講習に時々来て、そういう刺激を受けるのもまた良し、ですね。

次回、桜以外の写真もアップしてみます。

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