LightroomCC で PENTAXのカスタムイメージを使う

旧サイトから転載した記事なので内容齟齬やリンク切れなどの不備が生じていることがあります。
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見よう見まねで、LightroomCCを使い始めた私です。

構図の微調整と周辺の余分な写りこみのカットをするトリミングと、黒つぶれ・白飛びの補正、シャドウ/ハイライトで多少の階調調整、以上。くらいの使い方しかできませんが、それでも随分便利です。少々のことはLRでなんとかなる、という安心感から、撮る時にちょっと気が緩むくらい(あかんやろ!)、私にとって心強い味方です。

ただ、LightroomCCはまだPENTAX K-70に対応してくれていないので、デフォルトでK-70のカメラ内現像に近い発色をしてくれる設定ができません。PENTAXならではのカスタムイメージも反映できません。
これ、なんとかならないかなあ。

#DCU5を使えばある程度解決するんですが、一度LRの使い勝手を知っちゃうとDCU5はどうも、ね。

と思っていたら、数年前に個人でPENTAX K-5のカスタムイメージをLRで再現するプリセットを自作した方がいて、そのファイルを公開してくださっているのを見つけました!

山の上太郎さん自作によるLightroom現像プリセット(2011.8 価格.com掲示板)

導入は情弱の私でもなんとかなるくらい簡単。私のやった方法は

上記からプリセットのファイルをDLして、任意のフォルダーに解凍。windows10環境の私は
C:ユーザー>ユーザー名>AppData>Roaming>Adobe>Lightroom>Develop Presets
に置きましたが、以下の設定方法をとるなら別にどこに置いてもOKみたいです。
LRを起動して、「プリセット」の中で右クリックして「新規フォルダ―」を作って適当に名前を付け(PENTAX CI by Mr. Yamanoueとか)、さらにフォルダー名を右クリックして「読み込み」。さきほどDLしたプリセットファイルをいっぺんに読込対象として選択し、はい完了。
「1 鮮やか」から「8 モノトーン」まで、山の上さん作の8つのカスタムイメージが利用可能になります。

K-5用に作られたものですし、そもそもアマチュアの方の自作で公式なものではありません。再現性は完全ではない、と作者も言っておられます。が、素人目にはK-70で撮ったRAWデータでも十二分に活用可能な素晴らしいプリセットだと思います。

ただし、2011年に作成されたファイルなので、導入するとカメラキャリブレーションが2010年に設定されてしまいます。最新のLRの機能を使うためには、導入した後にプリセットを最新設定に更新する必要があるようです。

具体的には、
導入したプリセットを選んで、右側下段の「カメラキャリブレーション」を2010年から2012年(現在)に直し、もう一度プリセットを右クリックして、下図のように「現在の設定に更新」します。すると更新するチェックポイント一覧が出るので、すべてをチェックして更新。これを8つのプリセットについて繰り返します。

これでカスタムイメージを再現するプリセットの導入完了。
先人の努力の成果を使わせていただけて、本当にありがたいことです。

あと、Adobeさんは、はやくK-70のプロファイルを登録してください、お願いします。

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