はじめての星景写真(2) 天の川見えるかな

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磐梯高原で星空撮りに初挑戦しました。前回の記事はインタバル撮影と比較明合成で星の軌跡を見せる写真でしたが、今回は星空をそのまま撮るお話しです。

結論からいうと、星撮り初体験はなかなか厳しかったです。撮れた写真はこんな感じでした。

肉眼で夜空を見る時、星が輝いて見えるようになるのに少し時間がかかりますが、同様に、この写真も星が写っているのが見えるようになるのに、周りを暗くするとかして少し時間を要します(苦笑)。

うっすらと、ごくうっすらと、天の川らしき光の帯が見えません?

PENTAX K-70とHD DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WRで、ISO3200まで感度を上げて、広角端で絞り解放F3.5にして、SS20秒でやっとこれくらい。

もちろん、SSをもっと長くすればさらに明るく写すことは可能なのですが、これ以上シャッター速度を遅くすると(例えば30秒以上)、星が星らしい円形で写らず、(地球の自転に伴って)流れ始めるので、20秒くらいが限界かなと思います。

ISO感度もノイズを考えるとこれ以上の高感度にはしにくいしなあ。

PCの輝度を少し上げて、心の眼でしっかり見ていただければ、天の川、なんとか見えないでしょうか・・・?

なお、そろそろバレているでしょうが、実はこの星空、ピンボケです。星にピントが合ってません。

前回の記事のように比較明合成で星の軌跡を光らせるのだと少々のピン甘はバレにくいと思いますが、今回のような「止め絵」だと、拡大すれば一目瞭然ですよね。

猛烈に反省&後悔してます。

暗くなってからだと、星の光を締まった絵で捉え直すピント合わせは、私の道具と技量では、はっきり言って不可能。明るさが残っている時に、上手に無限遠にピントを合わせておかないと駄目ですね。

明るい広角レンズを物色し始める前に、今の機材でどこまで気の利いた星景写真が撮れるか、何回かトライしてみようと思います。SSもISOももっと大胆にいじって、少々星が流れようがノイズが入ろうが、絢爛たる星空、みたいな絵も撮ってみたいし。

今回の初挑戦は、反省事項も含めてなかなか刺激的でした。

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