京急沿線散歩 小島新田

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というわけで、PENTAX KPを提げて大師橋から大師線の終着、小島新田駅に向けて歩きます。

今回のわたし的ハイライトは、この写真。

ん、なんだなんだ、と思われましたかね。解説はのちほど。
話を大師橋あたりまで戻しましょう。

喧騒の産業道路から1本裏通りに入ってしまえば、このあたりはウソのように静かな住宅街が広がっています。

ふつうに街並みが広がって、ふつうに公園があって。

それでもときどき不自然に広い空き地とかあって、少し前まで何か大きな産業施設が建ってたんだろうな、と想像したりしました。

きょろきょろしてたら、それほど長い距離を歩くことなく、小島新田駅が見えてきてしまいました。あっけないくらい近い。

駅周辺は前述のようにごく普通の住宅街なのですが、陸橋の上から望遠レンズを使えばこんな光景も望めて、このあたりはすでに湾岸の工業地区が程近いことが窺われます。

かなり分厚い金網越しに望遠で無理やり網の影をぼかして撮りましたが、それで光量が落ちたせいか、やや夕景風味のレトロな色合いになりました。

少し歩きまわって、わかりました。この広い通りを渡って向こうに行くと工業地帯。撮影者の影付き(笑)。

通りの手前側は公園のある静かな住宅地域。これもよく見ると撮影者の影付き。

で、境目の大通りと並んで、こんな線路の帯がどどーんと走っていました。

正面は工場地区への引き込み線。右の切通しの中を通っているのは、後から地図で見ると、どうやら横浜・川崎の湾岸地区を南北に貫いて羽田空港からその先へと通じる貨物線のようです。

で、引き込み線の奥で警笛が鳴った、と思ったら貨物車両がゆっくりこちらへ進んで来たのです。思わぬシャッターチャンスに慌てて望遠レンズに付け替えて撮ったのが、冒頭の写真というわけです。ピント位置が車両先頭を少し外したのが悔しい。
縦位置でもう1ショット載せておきます。先頭に立つ職員の方がカッコいいのですが、これもピント位置が微妙(苦笑)。

というわけで、川崎の住宅地区の最先端駅、工場地帯に迫る小島新田駅界隈でした。跨線橋から貨物列車を撮りたい人にとっては、穴場ですね。

今回は持参の広角、標準、望遠の3レンズそれぞれ活躍の機会があって、めでたしめでたし。
ともあれ、これで京浜急行大師線コンプリートです!

京急沿線でこのブログのお散歩記事の未踏駅(笑)は、久里浜線を残すだけになりました(正確には、逗子線の途中2駅にはまだ立ち寄ってませんが)。

久里浜線はちょっと距離があるので、往訪には気合が要るんですよねえ。
コロナ禍が沈静化して、季節が良くなったころに考えますかねえ。

現場からは以上です。

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