日本平

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静岡の記事がまだ続きます。
1月中旬のとある晴れた土曜日、ちょっと行ってみるかということでPanasonic GX7mk2抱えて日本平に行ってきました。

静岡市街からバスに乗ること30分あまりで到着する小高い山の上です。東に富士山と伊豆半島、南から西に駿河湾、北に南アルプスを一望にできる景勝地で、しばしば「日本の観光地〇選」的なアワードに選ばれています。現地のガイドさんの語りの受け売りですが、古代、ヤマトタケルノミコトの東征の折に立ち寄ってヤマトタイラと呼ばれるようになり後に二ホンダイラ(日本平)に転じたのだそうです。

で、こちら。
いきなりのテーブル写真は、日本平の最高部に建てられている日本平夢テラスという展望観光施設に併設のカフェでいただいた”みかんサイダー”。さすがみかんの本場だけあって、美味でした。

夢テラスの外観、内観はこんなです。


隅研吾さん設計による建物と聞いています。なるほどそう言われると以前に訪れたこことかと雰囲気が似てるかな。
なかなか素敵な場所ですが、残念ながらこのご時勢で来訪客が少なくガランとしていました。そのおかげで安心して歩けましたし、カフェの店員さんには大歓迎してもらえたわけですが。

肝心の眺望を後回しにしているのは、もったいぶっているわけではなくて、イマイチだったんですよ。

かろうじて「晴れ」なんですが、少し気温が高めで富士がかすんでいます。笠雲が出ているということは、湿った空気が山に強く吹く付けているということだそうです。

かすんだ富士ですが、せっかくなので縦位置でも取りました。
Leica 50-200をもってしても、この日はせいぜいこれくらい。

今年のように1月下旬で富士山頂が冠雪していないというのは、なかなか珍しいことだそうです。

この後30分ほどで富士山は全く見えなくなってしまいましたから、霞んで残念ではありましたが稜線が撮れたのはまだ運が良かったのかも。というか早起きしてあと1時間早く到着していればさらに良かったのかも。

夢テラスから撮った富士以外の方角の写真も少し載せておきます。西方向、海を挟んで焼津市街方面。

北西方向、静岡市街方面。360度すべての方向で盛大に霞んでおります。

北方向。左の山の尾根の向こうに条件が良いと南アルプスが望めるそうですが。

Raw Therapeeで「霞の除去」を結構頑張ってもこのくらいが限界でした。
まあ、次の機会に期待ということにしておきましょう。ここ、夜景も素晴らしいと聞きました。

このつづきで、次回は日本平から隣の山までロープウェイで渡って、東照宮詣りをします。

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