”KP2年”を振り返って

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まだちょっと新年気分なので、本来は昨年末にまとめるべき記事でしたが2020年回顧と今年のフォトライフ展望、みたいなことを書いてみます。

PENTAX KPを使い始めたのがちょうど2019年のお正月頃でした。2020年は令和2年でしたが、底辺アマチュア写真愛好家としての私的年号でいうと”KP2年”だったことになりますね。ちょっと無理やりなタイトルですみません。
さて、どんな年だったでしょうか。

まず、御多分に漏れず例のアレに翻弄されましたね。
概ねStay Homeでいい子にしていたので、幸い罹患せずに過ごすことができましたが、撮影チャンスが大きく損なわれたことは間違いないでしょう。見境無くなんでも撮りたいわたしには本当に窮屈な年でした。

Stay Home中に大活躍したのは、たまたま春先に買ったFUJIFILM XF10でした。このカメラでご近所スナップして遊べたのは大いなる慰めになりましたね。この写真もそのひとつ。
(今回掲載写真はいずれも既出のものです)

次に、2020年は所有レンズが大きく変化した年でしたね。
撮る機会が減った反動と、定額給付金などの臨時収入の後押しで実現したDX(デジタルレンズ・トランスフォーメーション 笑)ですね。INとOUTの顔触れはこんなんでした。
<IN> DA 15mm F4 Limited

FA 43 F1.8 Limited

FA 77 F1.9 Limited

Leica DG 50-200mm F2.8-4

<OUT>DA 35mm F2.4
DA 50mm F1.8
SIGMA 10-20mm F3.5
TAMRON 70-300mm F4-5.6

Kマウントの3本のリミテッドレンズを新たに手に入れて、これでDA 20-40mm Limitedとあわせて4本のリミテッドレンズ使いになりました。

俺もここまで来たか(笑)。

m4/3マウントでは、どうしても欲しかったパナライカズームLeica DG 50-200mmを年末にようやく手に入れました。一方その資金繰りのために、いくつかの入門レンズと使いこなせなかったSIGMAの超広角ズームを手放しました。これまでどうもありがとう。

というわけで、最近は、DA20-40mm+DA15mmを基本として、これにFA43mm、FA77mmあるいはDA55-300mmを気分次第でオプションで加えて、Kマウントならではの軽くて高画質でルックス最高なレンズセットで撮り歩きが楽しめるようになりました。
危険を避けながら少しづつは自主的GoToも敢行し、つい最近掲載した大井川鐡道巡りだとか、毎年恒例の夏の裏磐梯旅行だとかも行きました。↑の写真はFA43mm in裏磐梯でしたね。
そして撮影術・腕前の方ですが、
相変わらず永遠のビギナーです。去年のわずかな前進は、広角レンズの使い方を少し覚えたことですかね。最初どうにもこうにも難しかったDA15mmですが、だんだん要領が掴めてきました。広角は遠近感を強調するので遠・近の両方が大事。特に「近景に置くもののインパクト」が写真のインパクトを決めるんですね。これでもまだ近景が弱いというか、もっと寄りたい。
実際には寄りたくても寄れない制約がすごく多い、ということもわかってきました。わかってきてからが勝負。と言いつつSIGMA10-20mmは手離しちゃったりして、いろいろ自己矛盾もあるけど。

そして2020年回顧の最後、カメラ本体についてですが、
各メーカーから怒涛のフルサイズミラーレス攻勢があった1年、その誘惑に耐えきりました(笑)。PENTAXの例の宣言に乗っかるわけじゃないですが、使いこなせない機能・性能のカメラやレンズを追い求めて限られた時間とお金を浪費することなく、「ホビーとして」撮る愉しみを実力相応・経済力相応の範囲で満喫していきたいと思います。

さて、2021年になりました。
どんなフォトライフになるのでしょう。月並みですが、今年は例のアレが終息してほしいですね。リスク無く写真が撮り歩けるようになって欲しいというのが最大の願いです。たくさん撮って、永遠のビギナーの腕前も少しづつは上げていきたいものです。

そして去年は新カメラの誘惑に耐えきりましたが(まだ言ってる)、今年はたぶんPENTAX K-3IIIも来るし、OLYMPUSがああなった後のm4/3の動向も気になります。悟ったようなことを言ってもカメラバカにつける薬はありませんね。そうそう、去年はオールドレンズであまり遊ばなかったので、今年はまた色々やってみたいですね。

ということで、今年もよろしくお願いいたします。

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