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このエントリーが公開される頃には、世界中で例のアレについて少しは事態が好転しててくれることを願います。気軽にカメラ持って街をフラフラとはいかない気詰まりなとある週末、それでも出掛ける用事ができてしまったので、ええいままよとPENTAX KPを掴み、用事のついでに上野公園を1時間ほど散歩してきました。
空は白っぽい雲に覆われて、この時は桜の蕾は硬いままです。寒いのですがなんとなく冬とは違う感じのプレ花冷え？というようなお天気でした。動物園も美術館も博物館も、ほとんどの公共施設がアレのせいで臨時休館・休園で、上野公園はガラーンとしています。
そんな中、どうする？何を撮る？と考えて、今回は「必ず建物をフレームに入れること」「白い空を画面に入れないこと」というルールで縛って、写真を撮ってみることにしました。
例えば、こういうのなら完璧にルール通り。
いや、だからもちろん、ルールに適合してるかどうかということと、良い写真かどうかは全く別。掴みの軽いボケですってば。
ボケといえば、これ。
背景でボケている建物は、たしかスターバックスコーヒーではなかったかと。
重厚な壁面で貫録を見せる、科学博物館。
でも、その博物館も、正面玄関にはこんなお茶目なデコレーションが。
ああ、アレさえ無ければ、春の音楽祭とか楽しくやっていたんですねえ・・・。
この写真は、右上隅に白い空が入っているので、今回のルール上はアウト。
アウトだけど、紅いパラソルが気に入ったので、このくらいは構わないことにしちゃう（爆
プロレスだって5秒まで反則はOKなんだから、平気平気。
逆に、これは堂々セーフです。
多摩の木材を使って敷設された舗道。舗装は土木工事だから「建物」では無い、とかいう理屈っぽいことは、言いっこなし。
“建物入り・空無ししばり”の写真散歩、短時間でしたが、思いのほか楽しくなってきました。最初はDA 20−40mm limitedをつけていたのですが、途中から”空無し”は望遠レンズの方が便利ということに気が付いてDA 55-300mm PLMに付け替え、もっぱらこの望遠ズームで撮り歩きました。
もう少し撮れ高があるので次回につづく、ということにしましょう。今回のラストは休園中の上野動物園の入口でダジャレ写真。
これがほんとのNO ZOO。
おあとが、よろしいようで。
