池上梅園 早咲き

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2月の初旬、少し寒さが緩んだ晴天の週末に、PENTAX KPを手に大田区の池上梅園に出掛けてきました。東京・城南でど素人写真愛好家を名乗る私としては恥ずかしながら、最近までこの梅園の存在を知りませんでした。

なんと勿体ない!

寒さの中で、梅がぽつぽつと咲き始めるこの感じ、たまらんです。好みは人それぞれですが、じっくり鑑賞という条件なら私は桜より断然の梅推しですね。

中国・北宋の詩人、林逋先生は梅の魅力を
疎影横斜して水清浅 暗香浮動して月黄昏
と詠まれました。

水辺でもなく月も出ていませんが、疎影横斜する感じは、この枝でも存分に楽しめます。仄かに香りも浮動しています。

早咲きの木の回りであれこれ撮っていると、梅につきもののこんなお客様も来臨。
ピン甘なんですが、ポーズの良さで許してください。

こっちの写真はなんとかピント来ました。

念のためと、DA20-40mmだけでなくDA55-300mmPLMも持ってきていて、本当に良かったです。メジロの姿も捉えられたし、こういうクローズアップも試せました。

まだ咲いている木は梅園全体の1割くらいでした。もう少し咲きそろうと、全景のゴージャスな絵も狙えるかもしれませんが、今回はここまで。

ボリュームと高低差のある梅園で、構図の変化も楽しめそうです。今シーズンもう一度来れると良いのですが。

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