松尾様から嵐山

ほんの僅かな週末の京都滞在だったのですが、たくさん写真を撮りました。久しぶりにやってきて、欲求が爆発しちゃいましたかね。でもアレを十分以上に警戒しながら、結構苦労する撮り歩きでした。その一連の記事も今回でたぶん最終回。

初夏の森の緑に赤い鳥居が映えます。洛西の松尾大社に少しだけ立ち寄ってきました。

言わずと知れたお酒の神様ですからね、日本中の酒蔵からの奉納品があって、境内に(ほんの一部だけだそうですが)どーんと並べられています。

この神社が有名なのはそれだけじゃなくて、曲水の庭ほかの個性的な造園や、日本最古級の木製神像の所蔵だの、いろんな面で見どころが多いようです。

これがその「曲水の庭」。

社の裏手に回るとなかなか見事な滝を眺めることもできます。

でもって、こちらが主殿の全景。なかなかに立派なお社です。

この日はいかにも陽射しが強くて、このくらいの時刻(午前11時前後)だと、屋外では何を撮ってもコントラストが強くなりすぎて、写真を撮る身としてはちょっと閉口しました。

全体に今回の写真が「ノッてない」のはそういうやりにくさと、なによりもう暑くて暑くて(苦笑)。

松尾大社を目当てにやってきたのですが、だんだん集中力が切れてしまい、早々に嵐山の水辺方面へ避難しました。

うーん、涼し気。

少し木陰で休んで桂川の川風にあたって、やっと人心地がつきました。嵐山もまた街中では多くの店舗がシャッターを閉ざしたままの寂しい状態でしたが、写真散歩的には、さあこれからかな?

というところで、

残念ながら今回の関西滞在は時間切れタイムアップ。さっさと引き上げて新幹線に乗って帰京せねばなりません。まあ、仕方ないですねえ。

次回関西に来るときには、ワクチン接種ももっと広まって、ひょっとしたらオリンピックも(やるならやるで仕方ないから)無事終わっていて、世の中が少し明るくなっているといいな、と心から思いました。

それまで、待ってろよ! 京都。

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