新春 上加茂神社・下鴨神社

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つくづく、京都旅行が好きな私です。初詣という口実でまた来てしまいました。

現在PENTAX KPが故障修理中なので、今回の旅のお供カメラはPanasonic Gx7mk2です。初めて手に入れたパナ・ライカレンズ LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mmを使って、GX7mk2に実装されているパナソニックさん自慢の「Lモノクローム」を試そう、というのが今回の旅行のテーマです。

まず口実の初詣は果たさないといけません。どこに行くかですが、カメラを抱えたおじさんとしては、混雑で身動きの取れない八坂神社や伏見大社の大混雑は避けたいとことです。滞在先のホテルから地下鉄とバスを乗り継いで、上加茂神社から下鴨神社へ回ってみることにしました。

まずは、Lモノクロームで見る上加茂社の光景。



大量の初詣客が来るためでしょう、かなり動線が制限されて一方通行で流されるのと、境内の一部で大規模な補修工事をおこなっているのとで、以前に訪れてあちこち撮りまわれた時とは勝手が違い、戸惑いました。

神社の周りに広がる社家(神職の住まい)の街並み。写真からは実際以上に冬の寒々しさを感じます。

加茂川べりも寒そうですが、散歩やジョギングの人影がちらほら。

パナソニックさんは公式には(大人の事情で?)認めてませんが、みんな知ってる、LUMIXのフォトスタイル「Lモノクローム」のLはライカのL。定評のある”ライカのモノクロ”に寄せた現像アルゴリズムだと言われています。(最新のカメラだと、さらにコントラストを強調した「LモノクロームD」なるフォトスタイルも実装されているようですね。DはダイナミックのDかな?)

“ライカのモノクロ”は締まった黒と豊かな階調のシャドーが特徴で、Lモノクロームもその再現を目指しているのだろう、ということを何かで聞きかじったことがあります。実際に撮ってみて、確かに黒・シャドーにそうした特徴があるのがわかりました。その上で明るい部分とのメリハリもちゃんと効いています。自分でLightroomを使った調整をする時に、階調とコントラストのどちらをとるか良く悩むので、これが両立しているのは凄いなあ、と素直に思います。

能書きはともかく、下鴨社の写真も紹介しておきましょう。


大量の薪材はたぶん”どんと焼き”の備えだと思うのですが、竹ぼうきみたいな垣根は何なのでしょう?初めて見ました。

朱塗りの橋ですらモノクロで撮るのを躊躇いませんでしたが、最後に下鴨社名物の大絵馬はさすがにカラーで載せておこうと思います。今年も皆様に多くの幸あれ。

というわけで、上加茂・下鴨社の初詣散歩でした。
新春京都編、もう少し続きます。

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