Prime lens散歩 湯島天神界隈

旧岩崎邸庭園で道草をしましたが、そこから湯島天神はすぐ近くでした。今回の散歩コースの中で唯一この天神様だけは何回か来ていて馴染みがあります。今日は春日通りからではなく、不忍通り側から男坂の階段を登っていくことにしましょう。
「たこやき」「じゃがバ**」がなんとも可笑しい。

季節が季節ですから、境内は受験生やそのご家族でけっこうな賑わいです。

ここで写真を撮る時には、近隣の高層マンションの建物が写り込みやすいので注意しましょう。別にマンションの方に罪は無いのですが、なにせハコが大きいので下手に映り込むと天神様の写真が興醒めになります。

湯島天神といえば梅の花が気になるところですが、この日はまだほとんど咲いていませんでした。しかしマクロレンズで寄って写してみると、少しづつ蕾が膨らんでいるのはわかります。

あと2,3週待てば、というところでしょうか。

甘酒を飲んでゆっくりしていく手もあったのですが、この日は先を急ぐ方をとりました。お守りやお札を求める長い列を横目に、簡単にお参りを済ませて天神様を後にします。

南側の鳥居越しに振り返るの図。ほら、後ろに迫ったビルからの圧力で結構アレな感じになっちゃうでしょ?

上の写真の鳥居を背にして真っすぐ南下します。この道は湯島天神に因んで「学問のみち」と命名されているようですが、一見したところとりたてて何ということもない、ごく普通の都心の中層ビル街です。

ところが、文京区湯島は油断なりません。こういう何でもない通りに、人知れず(わたしも知らず)人気を集めるお店が何軒もあるのを目の当たりにしました。

お客さんが途切れなく入る様子の洋菓子屋さん。

女性客で行列のカフェ。売り物は「かき氷」と書いてあるように見えますが、この寒さの中で?行列してかき氷?

喫茶店のようです。看板メニューにはハンバーグとか鉄板焼きなんていう食事ものも並びますが、クレープ、ホットケーキなどという女性好みのものもあって、行列の目当ては果たして何なのでしょうか。

横道を数メートル入ったところの雑貨店。若いお客さんが楽し気に出入りしている様子があって、良き哉。
基本的には閑散としたビル街なので、ブロックごとに1軒くらいの割合でこうした「知る人ぞ知る」感じの集客力のあるお店が点在しているのがなんとも不思議な感じ。文京区侮りがたし、です。

などと時々足を止めていい加減なスナップを撮りつつ歩きいて、15分ほどかかったでしょうか、こちら、神田明神の裏手に到着しました。

今回は梅の蕾に50mmマクロで接写する以外は、ほとんど31mmつけっぱでの撮り歩きでした。

次回は神田明神詣りからスタートすることになりそうです。
単焦点レンズで撮り歩くだらだら写真散歩、もう少しお付きあいください。

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