裏手から池上本門寺

せっかく池上梅園まで来たので、定番コースですが近くの池上本門寺まで足を伸ばして散歩して帰ることにします。

梅園の塀に掲示されていた付近の地図を眺めると、どうやら総門からあの長い階段を登らなくても裏手から境内に入れる道があるようです。今日はそっちを回りましょう。

歩き始めてすぐに目についたのが、この大きなお釜と甘味屋さん。

たぶんこのお釜で実際に小豆を炊いたりはしてないだろうと思うんだけど、わざわざ看板にするためにお釜を造ったりはしないだろうから、実際にどこかで使われていた時代もあったりするんだろうか・・・、などと思いつつ通り過ぎます。

本門寺境内への近道の目印がこの弁天様。だんだん陽が傾いて光線がいい感じになってきました。

裏道の階段の脇に、鮮やかな紅い色の実がたわわに成っていて目を惹きます。これは南天、で合ってるかな。

階段途中から左手に眺めることができた多宝塔。屋根の上の相輪が夕陽を浴びて見事に金色に輝いていたのですが、この写真ではうまく撮ることができませんでした。

ほどなく境内に入ると、最初に目についたのがこの風格ある社殿。写真を撮ったこの時にはまったく気が付きませんでしたが、後で調べて、こちらが池上本門寺の本殿なのだと学びました。

私も含めて大多数の人が、山門の正面の大堂を本殿だと勘違いしているようです、これこれ。

実際、この時のわたしは勘違いしたままで、大堂の方にお参りして帰ってきてしまいました(苦笑)。

手水舎の龍越しに五重塔を眺むるの図。

雑に撮ったので四隅のアレコレが整理できておらず構図的にはガバガバですが、それはそれとして、自分ではわりとお気に入りの写真です。

今日は裏から入って来たので、参道のこの階段は登らずに済みました。大きな声で言えませんがラッキー。

総門からこの階段を上るのは見かけ通りけっこうきついので、助かりましたね。

というわけで、LUMIX GF10片手に池上本門寺を逆走散歩の巻でした。
何日か雪が降って冷え込んだ後この日は暖かでした。こうして三寒四温でだんだん春が近づいてくるのでしょうか。

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