神田古本祭り 2019

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探したい本がある、という知人につきあって、10月末に神田の古本祭りに出掛けてきました。

一時期、神田・神保町にほど近い事務所に勤めていたことがあるので、馴染みの街と言って良いのですが、最近はさっぱりご無沙汰です。Panasonic GX7mk2を提げて出撃です。

神保町交差点の特設古書売場は、午前中から大賑わい。

ずらりと揃えられた古書。英語で言うと何でしょう? used book?  second hand book?

こういうのはantique bookと呼ぶ方が相応しい感じでしょうか。
手前の「小学 新理科」を開いてみたら、動植物の解説が書かれていました。

眺めて歩くのはなかなか楽しいものですが、特定の本を狙って探すのは、これがなかなか大変。書店の扱いジャンルを見定めて「あるかも」となると、ひたすらカゴや棚を凝視確認していくしかありません。

単純に探すのに骨が折れるということに加えて、この人出で、それなりに「競争」も激しい。

こちらは文字通りのガレージセール。アート関係の古書のようです。

ところで、私も写真を撮っているばかりではありません。ちゃんと1冊ゲットして帰りましたよ。今回の戦利品はこちら。
「フェルメールの眼」赤瀬川源平

リンク先は新装版ですが、わたしが拾い物をしたのは1998年刊のオリジナル版。綺麗な本がワンコインで手に入ってラッキーです。美術や写真の古書は、現物を見て買える場があると、やっぱり安心。

昼近くなり、ますます混みあってきた古本祭りです。
表の靖国通りから、裏通りにあたるスズラン通りに回ってみると、表とはまたちょっと違う感じの、この賑わい。

古書店に加えて、様々な出版元が直接売るレアな新刊本のテント、近隣の飲食店の出す屋台が入り混じって、ちょっとエスニックな、いい感じの活気に溢れています。しかしいい匂いだな、これ。

そろそろ撮るのをやめて、どこかに寄っていきましょうか。
ということで、現場からは、以上です。

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