このところあまり撮り歩きができていないので、今回はちょっとした埋め草記事(笑)です。3月に入って、私のフォトライフ環境で起きた2つのソフトウェア・バージョンアップについて。
まず、PENTAX K-3IIIのファームアップ。こいつですね。
公式発表によれば、
【機能拡張内容】
アストロトレーサーType3を追加しました。詳細については、こちらのPDFマニュアルをご参照ください。
【その他】
ファインダー撮影時AFにおける測距精度や安定性を向上しました
全体的な動作の安定性を向上しました
とのことです。「測距精度」に若干の期待をしつつ、さっそくアップデートいたしました。体感で違いが出るほどの改善だと嬉しいのですが、さてどうなるでしょうか。
アストロトレーサーは、いまのところ宝の持ち腐れですが、やがて花咲く日も来るでしょう、来るといいな。
もうひとつは、RAWで撮ってARTでJPGに仕上げている私にとって大事なLensfunデータベースの更新です。3月4日に更新された最新の対応レンズリストはこちら。
要は、交換レンズごとに異なる「歪曲」「周辺光量落ち」「色収差」の特性を、現像ソフトウェアで修正するためのデータベースです。
ARTでのレンズ補正は、Adobe製のレンズプロファイルと、ボランティア有志が維持してくれているLensfunデータベースの両方が使えるのですが、Panasonic LUMIX DC-G99(m4/3マウント)やFUJIFILM XF10(コンデジ)のレンズについてはAdobe製レンズプロファイルが無いので、専らLensfunが頼りです。
その最新版で、FUJIFILM XF10のレンズがやっと収録されて一歩前進しました。これまで対応レンズリストになかったのでどうしていたかというと、同型レンズと噂されるX70のデータを使ってました(爆)。
windows環境でLensufunのデータベースをアップデートするのは手作業なので若干試行錯誤しましたが、無事終了。小さくて見づらいかな。
m4/3マウントのレンズについては、私の手持ちレンズの中で唯一このレンズ
LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm / F2.8-4.0
だけがLensfun未収録で、残念ながら現在の最新版でも依然としてそのままの状態です。まあ、歪曲も周辺光量落ちもさほど気にするタイプのレンズではないので、大きな実害は無いのですが、気持ちの問題かな(苦笑)。気長に待ちましょう。
まあ、埋め草としてはこんなところで。