関係ない人にはとことんどうでもいい、小ネタです。
でも私には小さくない嬉しいニュース。
気が付くのが少し遅れたのですが、Lensfunのアップデートで、LEICA DG VARIO-ELMARIT 50-200mm がめでたくデータベースに登録されました。
マイクロフォーサーズのレンズは、他のマウントのレンズと違い、撮ったRAWデータをJPG出力する際の補正に必要となるレンズプロファイルをAdobeさんが公開していません。メーカー純正やAdobe製の現像ツールを使えば非公開情報をもとに歪曲や光量落ちは「自動補正」されますが、マイナーな現像ツールARTを使うわたしのようなRAW撮り屋にとっては、補正データの供給は独立系ボランティアチームが提供してくれるLensfunのデータベースが頼りです。
わたしの所有するm4/3レンズは目下5本。補正とは無縁と割り切っている魚眼を除けば、パナライカの25, 45マクロ, 12-60, 50-200 の4本です。このうち50-200だけがLensfunデータベース未収録で、ここ1年くらいヤキモキしていたのです。
それが、じゃーん!
更新された最新のデータベース情報を取り込んで、このように晴れてARTで利用できるようになりました!
Lensfun のデータベースのアップデートは、実は情弱のわたしにはそんなに簡単ではありませんでした。参考までにwindows10でART1.13を使う私の場合にどうやったかを備忘録メモしておきます。試す方はあくまで自己責任でお願いします。
1 windows版のlensfunデータ一式 lensfun-0.3.95 をここからダウンロード
2 最新版にアップデートするためのプログラムとそれを走らせるためのバッチファイルほかを含むzipファイルdbupdate.zipを、この板の中で見つけてダウンロード
3 1のlensfun-0.3.95フォルダのルート(というのかな、最上位ディレクトリ)に2で手に入れたバッチファイル(dbupdate.bat)などの3ファイルを置いて、インターネットに接続した状態でバッチファイルを実行。これでlensfun-0.3.95>version_2フォルダの中のxmlファイル群が最新版に書き換わる
4 art>share>lemsfunフォルダの中のxmlファイルを、書き換わった最新版xmlファイルで置き換え(上書き)。わたしの場合、このフォルダの中をいじるには管理者権限が必要になったので、上書き作業の前にwin10に管理者権限でログインし直しました。
以上で、アップデート完了です。
だんだん暑い季節になって、身軽に動けるDC-G99を持ち出す撮影機会が増えてもこれで大丈夫!