久しぶりにオールドレンズを使って撮り歩いたので、画像ファイルに埋め込まれたexifにレンズ名や焦点距離の情報が載ってない写真（カメラとレンズの間に電子接点が無いから、当然そうなりますよね）がたくさん撮れてしまいました。
Adobe Lightroomを使ってた頃は、LRのプラグインLensTaggerを使ってレンズ名などを編集していたのですが、RAW現像をRaw Therapeeに切り替えたので別の方法を考えないといけません。いや、あれこれ考える余地は無くて、要はexiftoolを使って編集するしかないのです（LensTaggerだってGUIの裏ではexiftoolを走らせているのです）。
要はRAWファイルやJPGファイルに埋め込まれたexif情報の中の LensModel や FocalLengh などの項目を書き換えれば良いわけで、こちらのサイト↓
Exifデータにオールドレンズ名と焦点距離を書き込む方法
をおおいに参考にさせていただいて、exiftoolの使い方を勉強しました。
その上で、毎回同じように簡単に処理できるようにするために、ウン十年ぶりにバッチファイルを書きました。 なにしろwin10のコマンドプロンプトってどこから開くんだっけ？というレベルでDOSのインターフェースから遠ざかってますから、いろいろ思い出すのが大変でした。ネット上のいくつかのサイトで公開されていた諸先輩の取り組みも精一杯参考にさせていただいて、なんとか完成。
ど素人の不細工な仕事ですが、ひょっとして誰かの何かのお役に立つかもと思い、恥ずかしながら一部割愛しつつ掲載しておきます。そのまま使うにせよ任意に編集して使うにせよ、完全に自己責任でお願いします。また、もっと使い勝手良くとか見栄え良くとかの観点で（願わくば私が理解できる程度の難易度で）ご教示いただければ幸いです。
exiftool.exeと同じディレクトリにバッチファイルとPhotosというフォルダ（子ディレクトリ）を置き、Photosに書き換え対象のRAWやJPGを移しておいてバッチを起動する想定です。
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@echo off
REM exiftoolを使ったレンズ名の書き換え
pushd %0¥..
cls
:TOP
echo Photosフォルダに書き込み対象ファイルを置いてください
echo どのレンズ情報を書き込みますか？
echo ******************************************
echo 1: Super Takumar 28mm/F3.5
echo 2: Auto Takumar 55mm/F1.8
echo 9: 終了
echo ******************************************
:MENUSTART
set USR_INPUT=
set /P USR_INPUT=”番号を入力してください: ”
if %USR_INPUT%==1 (
goto ST28
) else if %USR_INPUT%==2 (
goto AT55
) else if %USR_INPUT%==9 (
goto end
) else (
echo メニューにその番号はありません。
echo.
goto MENUSTART
)
REM ST28起動
:ST28
exiftool -LensModel=”Super Takumar 28mm/F3.5″ -overwrite_original “Photos”
exiftool -Lens=”Super Takumar 28mm/F3.5″ -overwrite_original “Photos”
exiftool -LensID=”Super Takumar 28mm/F3.5″ -overwrite_original “Photos”
exiftool -FocalLength=”28″ -overwrite_original “Photos”
cls
goto TOP
REM AT55起動
:AT55
exiftool -LensModel=”Auto Takumar 55mm/F1.8″ -overwrite_original “Photos”
exiftool -Lens=”Auto Takumar 55mm/F1.8″ -overwrite_original “Photos”
exiftool -LensID=”Auto Takumar 55mm/F1.8″ -overwrite_original “Photos”
exiftool -FocalLength=”55″ -overwrite_original “Photos”
cls
goto TOP
REM 終了
:end
echo.
echo 終了します
pause
exit
