PENTAX KPがやってきた

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昨年末に、個人的にちょっとした決断をしました。
初めて手にした一眼レフカメラPENTAX K-70と、これまで2年数か月の楽しい時を過ごしてきましたが、これを下取りに出して、PENTAX KPを購入したのです。

じゃーん。

クラシックなルックスを強調するために、タクマーレンズをつけてみました。

KPについては、発売当初から「いいなー、でも割高だよなあ」と思って、遠巻きに眺めていましたが、ここにきて、

・KPの実勢価格が一段と下がって、K-70の下取り価格との差額が縮まった。
・というか、うかうかしているとK-70の下取りに値段がつかなくなってくる
かもしれない
・リコーの年末キャッシュバックキャンペーンが告知された

という経済条件が重なって、私の背中を押しました。

2017年2月発売のPENTAX KPは、市場では新鮮味の薄いカメラですが、晴れてオーナーとなった私はご満悦です。

旧機K-70と比較してみると、いくつかスペック上のステップアップがあります。

・ISO最高感度向上 102400→819200(ちょっと盛りすぎな気がする)
・AFポイント数増 11→27(うちクロス25)
・AFシステム更新 SAFOX X → SAFOX XI(なんか良くなってるらしい)
・画像エンジン更新 PRIME MII → PRIME IV (同上)
・手ブレ補正強化 4.5段→5軸5段
・最高シャッター速度向上 1/6000s → 1/24000s(電子シャッター)

主なものはこれくらいかな。

高感度がウリとされていますが、それ以外にもいろんなところが少しづつ強化されています。手ブレ補正は頼もしい限りだし、AFの強化も(他社機には遠く及ばないとはいえ)心強い。

性能は良いに越したことはありませんが、それとは別に、私にとってKPは

・見た目がちょいクラシックで格好良い
・堅牢感ある金属ボディで、コンパクトだけど程よい重さ
・渋めのシャッター音

というような「情緒的」な魅力が大きいです。上の写真のように、オールド
レンズもバッチリ似合うし。
世の中がフルサイズミラーレス祭りで沸いているこの時節に、敢えてAPS-Cの一眼レフを買い替えるということについては、私なりに少し思うところがあるわけですが、その話はまたいずれ。

ということで、
これまで本当にありがとう、素晴らしいカメラでした、K-70。これからよろしくお願いします、KP。

正月休みはあれこれ設定をいじって楽しむ毎日です(笑)。

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