単焦点 沼のほとりで再考

旧サイトから転載した記事なので内容齟齬やリンク切れなどの不備が生じていることがあります。
***
というわけで単焦点レンズへの物欲がふつふつと盛り上がっている私ですが、ちょっと冷静に考えてみました。

私は、カメラで写真を撮るのが物珍しくて楽しい、という初心者中高年なので、とりあえず何でも撮っちゃう日々を送ってます。
山や海の風景、街角スナップ、電車、建物、店、花、料理、家族、イベント、・・・。
撮るものや撮り方が定まってないので、そのたびにいろんな画角が欲しくなります。

標準ズームDA16-85が大変重宝で、望遠ズームTAMRON AF70-300もたいていは携行して、16mmから300mmまで、気の向くままに使っています。

もちろん、初心者で下手くそだから、本来足を使うべき撮影距離調整をズームに頼っている面はあるでしょう。その点を思いっきり割り引いたとしても、こういう節操の無い撮影者は、良い単焦点レンズを購入して、そいつがメインレンズになるというフォトライフとは、当分無縁なんじゃないかと思います。

たぶん「標準ズームつけっぱ」が今後しばらくは私のデフォルトなのでしょう。そもそもK70+DA16-85はなかなか大した奴等で、きちんと撮りさえすれば、私にはもったいないくらい、達者な写りをしてくれます。

冷静に見れば、わがチームの「エース」はDA16-85で、待望の単焦点は「スーパーサブ」なのです。

何でも撮る「標準ズームつけっぱ」おじさんが、ほんの時たま、”勝負絵”を撮りたくなった時のために、バッグにひとつくらい単焦点レンズが入っていても、苦しゅうないぞよ、ということなのです。

・・・だとすれば、
先のウィッシュリストの中で、私にとって合理的な選択は、

重厚で繊細なエース単焦点 SIGMA 30mm F1.4 DC HSM とか
常用自在感の漂う HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited とかではなく、

軽くて何時でも追加で持ち歩ける、頼れるスーパーサブsmc PENTAX-DA 35mmF2.4AL(通称 35mm安)の一択なんじゃないかな、と。

さらに余分なことを考えると、”勝負絵”のバリエーションを増やすには、中望遠のsmc PENTAX-DA 50mmF1.8(通称 50mm安)を加える手もありかも、と。

落ち着いて考えると、お財布に優しいこういう結論になります。
ただまあ、いつもそういう冷静沈着モードでいられるわけではないのが、物欲の難しいところ(笑)。

タイトルとURLをコピーしました