京都 雨(1)

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久しぶりにK-70に触りました。
というか、触りたくて、週末にかかる関西出張に無理やり持っていきました。

台風が迫る雨の京都で、自由になる時間は4時間くらい。さて何を撮るか。京都に降る「雨」を撮れないかな。

京都でまだ行ったことのないメジャーな寺社で、京都駅から遠くないところ、ということで、東福寺を目指して出発。

ところが、承知はしていたものの、ひどい雨で(苦笑)。

東福寺駅からほど近い、屋根のかかった臥雲橋にようやくたどり着き、雨宿りしながら上流の通天橋を望む1枚。

雨のせいで観光客の出足は鈍いようですが、それでも橋に人影が絶えることは無く、口々に「ああ、素晴らしい眺めだ」「紅葉の頃はさぞ見事だろうね」などと語り合いながら渡っていきます。
時々。すごくためになることを問わず語りに教えてくれる人もいます。

「この橋からあっち(通天橋)を眺めるのが良いか、あっち側からこっち(臥雲橋)を眺める方が景色が良いか、昔から論争がある」

なるほどねえ。確かに、この眺めはなかなかのものです。白い曇り空が恨めしいですが、ちょっと画角を広げて撮ると、こんな眺め。

雨宿りしながら、橋の上からあちこち撮りまわってみました。

雨に濡れた瓦の感じって、大好きです。

なんとか雨足を写真に捉えようとしているのですが、難しいですね。上の写真では微かに写っていますが、なかなかコツがつかめません。この日は雨を撮るための試行錯誤の1日でした。

植物の葉も、濡れて輝きや色合いが変わると、違った魅力を発します。

橋から身を乗り出していろいろ撮ってると、カメラも少し濡れるのですが、PENTAX K-70 + HD DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR の組み合わせなので少々の雨は気にしなくてOKです。

橋の下の水の流れ。

雨はけっこう降ってるんですが、なかなか思うように写ってくれません(苦笑)。

というように、一時の雨宿りのつもりで臥雲橋でパシャパシャやってたのですが、雨もいっこうに小やみになる気配は無いし、時間もそこそこ経っちゃったし、今日はもうここでいいか、引き返そうかと(爆

たかが雨ごときでまことに意気地ががありませんが、東福寺参拝を断念して市中に戻ることにしました。

帰りがけの駄賃(そんな言葉ないか 笑)に、近隣の寺社の塀や門前でも少し撮らせていただきました。

この写真では、雨だれは撮れましたが、雨足そのものは今一つ写し取れてません。試行錯誤が続きます。

最後まで見ていただいて、ありがとうございました。
ということで、雨の京都編、続きます。

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