ロンドン おのぼりスナップ つづき

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前回のつづきです。

ドイツからの帰国便をヒースローで乗り継ぐ途中のストップオーバーで、僅かな日数でのロンドン滞在でしたので、ヒースロー空港近くのホテルを使いました。大荷物抱えて市内を移動しなくて済むし、市内中心部より安く泊まれますからね。

昔は、ヒースロー宿泊というと、都心に出るまで車両の狭いピカデリー線に延々と1時間近く揺られるのに閉口したものですが、今では様変わり。パディントン駅と空港を25分で結ぶTFLレール、最短15分で結ぶヒースローエクスプレスが走っていて実に便利です。あと1年以内に、TFLレールがさらに模様替えして地下鉄エリザベス線となり、リバプールストリートまで直通するんだとか。ロンドン鉄道事情もどんどんバージョンアップしています。

前置きが長くなりました。私が愛用したTFLレールがこちら。

なにせ、オイスターカード(日本のスイカみたいなやつ。1日12.5ポンド上限で市内交通乗り放題)が使えるので超便利。ただし30分に1本なので、毎時同分発の時刻表を頭に入れて置いた方が上手に使えます。

国営鉄道の大きなターミナル駅・パディントンの一番端のホームに到着します。パディントン駅のコンコースは、ヨーロッパらしいこんな感じです。

で、ここで地下鉄やバスに乗り換えて行くわけですが、例えば地下鉄サークル線、ディストリクト線が共用するパディントン駅ホーム。この駅は上から陽光が入るので、煉瓦の色が明るくていい感じです。

少し乗って進んで、例えばベーカーストリート駅で降りると、ホームのベンチはこんな演出。

なんか、カッコ良くないですか。普段東京メトロ乗ってる皆さん、羨ましく、いや悔しくないですか。

そうそう、ベーカーストリート駅といえば有名な、シャーロックホームズのシルエット模様のタイルがあるのは、ここではないベーカールー線のホームです。念のため。

地下鉄の車内。これはディストリクト線の比較的新しい車両。

ロンドン地下鉄って、こんな広々してたっけ?と思ったあなた、ご心配無用です。ピカデリー線やベーカールー線、ビクトリア線などの古い路線は、いまだにあのカマボコ型の狭い狭い車両が健在です。

ピカデリー線の車内にはこんな注意書きが貼ってあります。

「足を向かいの座席に載せて座らないで」
4人掛けのクロスシートでなく、列車窓に沿って両側に並ぶロングシートの車両でこの注意書き!。流石にいくら狭くても足は届かないだろ、と思って眺めてみると、たしかに、イギリスの大柄な男性のサイズなら、向かいの席に足載せて座れるなあ、と、車両の狭さとかの国のボディサイズの両方に、変に感心しました。

ロンドン編の最終回が電車や駅の写真ばかりじゃいけませんね。ということでバス(爆)。

ロンドン名物2階建てバスの車内も、随分小奇麗に今風になったもんです。行先も次のバス停も電光表示されるし音声アナウンスされるし、もちろんオイスターカードで乗れるし、2階席があることを除けば、日本のバスと変わりませんね。

乗り物写真ばかりでいい加減にしろ、とお叱りを受けそうですが、だって外は冷たい雨がけっこうな勢いで降ってて、雨天準備の無い私が満足に写真撮るのは厳しかったんですよ。ほんと。

失敗写真ですけどロンドンぽい風景ということで、最後に1枚。

というわけで、映画の聖地巡りを含むロンドン編はここまでです。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

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