池上線フォト散歩 戸越銀座

池上線沿線フォト散歩のスタートにあたり、自分にあるルールを課すことにしました。電車に乗って、各駅で降りて、気の向くままだらだらと写真を撮り歩くという怠惰な企画なので、少し刺激になる約束事を決めてマンネリ化を防ごうと思います。

そこで、この沿線散歩は「単焦点しばり=単焦点レンズだけで撮り歩く」というルールでやってみようと思います。企画スタートにあたって五反田~大崎広小路~戸越銀座と巡っている今回持ち出した機材は、PENTAX K-3IIIと2本の単焦点レンズ、HD DA15mm ltd, smc FA43mm ltdです。

さて、前回の大崎広小路の次の駅、戸越銀座にやってきました。

なんかこの駅、しばらくぶりに訪れたらウッディな格好良い駅になってました。
動きが制約される狭い駅の中では広角レンズは重宝します。単焦点しばりでDA15mmはこれからも必携レンズになりそう。

何はともあれ、踏切を渡って戸越銀座商店街を歩きます。わずかひと駅移動しただけで街の雰囲気がガラリと変わり、駅に降り立った瞬間から城南都民の地元活力エナジーを全身に浴びてる感じがします。

どどーん、と戸越銀座の看板。葛飾区の立石、台東区の谷中、江東区の砂町、同じ品川区の武蔵小山などと並ぶ、東京屈指のビッグネーム商店街です。

ここはアーケードが無くオープンエアなので、このように晴れた日は雰囲気が明るくて良いですね。

現役バリバリ、今なお進行形で発展している商店街らしく、伝統的な商店街のフォーマットにとどまらず、コンセプトも意匠も新しい意欲的なお店も目につきます。
違和感があるというか目立つというか、ん?と一瞬目を奪われてしまうのですけど、お店の思うツボですね。<a

チラシやパンフ配りも一工夫されてます。

一方でいかにも”地元商店街”らしい、派手派手でベタな店頭告知もてんこ盛り。

お店の方は十分に頑張っておられると思い尊敬しますが、さすがに「ゼロ秒受け取り」は無理だと思いますよ。品さばき光の速さかよ(笑)。

そして昭和生まれとしては、こういうのがあるとホッと安心したりしますね。

ザ・商店街っぽい総菜屋さんや洋品店さんが並ぶだけでなく、現代の都市生活者スタイルに合わせてちゃんとアップデートされてますね。感心します。

説明的な写真が多くなりがちになるので、こういうのも撮っておかないと(笑)。

そして商店街から50メートル離れると、もうそこは城南の静かな住宅街としか呼びようのない街並みが広がってます。

と思ってると住宅街の真ん中に突然洋裁店とかあって、油断なりませんが。

記事が少し長くなりすぎましたね。最後は東急線をまたぐ橋の上から戸越銀座駅方面を望む写真で今回の締めくくりとしましょう。

天気の良い日のフォト散歩はやはり楽しいです。単焦点しばりはなかなかシビアですが、頑張っていろんな焦点距離・画角を楽しみながら使いこなせるようになっていきたいと思います。

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