池上線フォト散歩 荏原中延~旗の台(3)

中延から昭和通りを歩いてくると、幹線道路の中原街道に突き当たり「昭和大病院前」交差点に出ます。

正面に見える少し年季の入った様子の印象的な建物は大学病院ではなく(笑)、1,2階にテナントが入ったマンション。病院は背中側に振り返ったこちらです。

この建物もたしかに大学病院ですが、比較的小さな「別館」のようで、旗の台を代表する景観の昭和大学医学部付属病院の「本館」(と言うのかどうか知りませんが)には、もう少し先でこのような構えでお目にかかれるのでした。

どどーん。

で、話を散歩した順番に戻して、さきほどのマンションがなかなか味のある建物だったので周りを少しうろうろしていると(実は「マンション」だというのもうろうろしていてわかった)、お隣には銭湯の煙突が見えているではありませんか。

銭湯と、銭湯のある街並みは素敵。

だらだら坂道を登ります。このあたり基本的には閑静でハイソな住宅地が広がっています。

そこを中原街道と池上線・大井町線という交叉する2本の東急線が貫いて街区を複雑に区切り、大学のキャンパスと大学病院がアクセントになって旗の台という街になっている、というようにわたしには見えました。

その昭和大学キャンパス。

そういえば何年か前、親戚の若者がここの講堂でライブ演奏やってたなと思い出してさらに足を伸ばしました。ここだ。

大学周辺は割と整然とした街並みですが、旗の台駅に近づくと安心の私鉄駅前商店街の風情です(笑)。

そしてこれが、池上線の旗の台駅。

踏切が開いている間に、駅のホームの様子を撮ったのがこちら。戸越銀座もこういう感じだったから、池上線の駅はこういうウッディな意匠で統一されているのかな?

奥に見えている高架線が、この駅で交差する東急大井町線。

ここで散歩を終わっても良かったのですが、そういえば旗の台駅の昭和大学側「じゃない方」って全然知らないな、と思ってもう少しだけ歩き回ってみました。

商店街の悲しい張り紙発見。

しかし、7月か。うーん。

小さな児童公園の遊具に差す午後の陽がいい感じでした。

というわけで、少々長くなりましたが、荏原中延~旗の台散歩の巻でした。

今回のフォト散歩はPENTAX k-3IIIとHD DA15mm, SIGMA30mm, FA77mmでした。「単焦点しばり」は不自由もあるけどなかなか刺激があって面白いです。

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