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正月休みに、東京西部の多摩ニュータウンに出掛ける用事ができたので、ついでに写真散歩をしてきました。
多摩丘陵に”ニュータウン”が拡がりはじめて数十年、武蔵野の原野は今ではすっかり宅地化されてしまいましたが、それでもところどころには、昔の面影を残す雑木林が健在です。今回訪ねた小山内裏公園も、丘ひとつ(あるいはふたつ、みっつ)丸ごとの山林が「サンクチュアリ」として保護され、残されています。
「おさないうら」公園などと読んで首を傾げたあなた、その間違い、私もやりました(笑)。正しい読み方は「おやまだいり」公園。
今回は、PENTAX KPにDA 50mm F1.8をつけて、いままで苦手だった中望遠で「切り取る」写真の練習。
練習なので、撮るものを選ばす、なんでも撮ります。とりあえず自転車があれば撮るし
切り株があれば、とりあえず撮ります。
上を仰いで目についたものは、とりあえず撮ります。
地面をにらんで、写真になるかならないか気にせず、撮ります。
縦位置でも、とにかく撮ります。丘陵公園なので、アップダウンは結構厳しかったです。
とにかく撮ってみて、気が付いたこと。
一眼レフをいじりはじめて2年あまり、いまごろやっと気が付くのはかなりアレなのかもしれませんが、以下は私にとって大きな発見。
「この焦点距離(50mm)だと、ファインダーの中と外で、見えてるものの大きさが、ほぼ同じ」
つまり、肉眼で見えてる光景に、脳内で四角いファインダー枠を思い浮かべて、枠の外をブラックアウトすれば、それが写真の絵になる。これはかなり新鮮。
これが「切り取る」ということか。
公園の丘を降りて南大沢の駅まで歩きながら、一生懸命、風景を脳内で切り取り続けました。
ブランコも、切り取る。
こういう絵も、その気になれば切り取るイメージで撮れる。
でも、ここまで遠景になっちゃうと、「切り取る」イメージで風景を眺めるのは私には難しいです。「枠から覗く」感じですかね
・・・練習あるのみ。
ということで、50mm画角の練習in多摩ニュータウンの巻でした。
私の写真の出来は脇に置いといて、小山内裏公園は良いところでしたよ。
そうそう。あとひとつ気づいたことがあって、このDA 50mm f1.8、ちょっとAFのピントがどうも合ってないかな、と。やれやれ、またAF微調整をしなきゃ。
ともあれ、最後まで見ていただいて、ありがとうございます。