月を撮るのは難しい

夜空や夜景を撮る撮影技術の中で、たぶん月を撮る、というのは相対的にはかなり易しい部類に入るのではないかと想像しています。今回の記事は、それでも永世ビギナーの私にはちょっと歯応えがあるなあという、ぼやきのネタです。

気まぐれに、4月の満月(アメリカではPink moonとか呼ばれるという話も聞きました)を撮りに夜道を出かけてみました・・・

PENTAX KPにHD DA55-300mm PLMを付けて、望遠端300mmで撮って、さらにかなりのトリミングをしました。一応きちんと撮れました。心の目で見れば少しだけ「ピンク」ぽく見えなくもないかも。

気のせいか、月の表面が少しのっぺりとした感じで立体感に欠けるように感じるのは、正面から太陽光が入るからでしょうか? 昼間に強い順光の下で風景を撮ると平板に見えるのと同じように。

単にピントが甘いだけというご指摘は、聞こえなかったことにします(爆

ともあれこの写真は、むかしビギナー向けレッスンで教わった露出設定でシャッターボタン押してみたら撮れた、ということで、あまり悩まなかったです。

問題は次。

ああ、もうなんだかね「わや」ですわ。

ただ薄暗いだけの夜景と白いせんべいみたいな月。こう撮りたいという妄想と、出来上がる写真のあまりの格差に、泣けます。月のある夜景を撮るのなら、露出の設定やピントの置き方をどうしていくのか。そもそも知識が無いし、夜の闇の中で的確にカメラを操作するスキルも無いし。

たまにいつもと違うことをやってみると、写真が全然上達してないことを思い知らされます。

ということで、ぼやきの小ネタでした。

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