観光地でないシンガポール

旧サイトから転載した記事なので、内容齟齬やリンク切れなどの不備が生じていることがあります。あらかじめお詫びします。
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またシンガポールに仕事で出かけたので、ついでに撮って来た写真を使って、性懲りもなくシンガポールネタのブログを構成してみようと思います。

まず、観光地ではない、普通に現地で働いて暮らす場所、としてのシンガポールの情景を今回は撮ってみようと考えました。実際、仕事で行ったので、観光地巡りをする余裕が無く、苦肉の策でもあるのですが(笑)。

シンガポールの人たちが暮らすのは、ふところ事情にあわせて中心街のリッチなコンドミニアムだったり、市街中心から少し外れた公営の住宅団地(HBD)だったりします。下の写真はその中間、くらいの立地のとある住宅地域。

中心市街以外の鉄道の駅やバスターミナルの周りは、こうした住宅と大小の事業用ビルが混在して広がっています。四阿ふうのベンチでくつろぐ人たち。

日本でいう「生協」に近いのかな。多くの支店を持つスーパーマット”Fair Price”の店先風景。

これは?

どうみても、むかし我が家の近所の空き地にあった「ゴミ焼却用ドラム缶」にしか見えないけど、そうなの? こういうところでゴミ燃やしちゃうの? ダイオキシン問題とか、そのへんどうなってるの?(結局わからずじまいでした)

次は、都心、郊外住宅地を問わずあらゆるところに必ずある、フードコート。中華系、マレー系、インド系、タイ系など多彩なメニューが3-6ドル(300-500円)で楽しめます。

MRT(地下鉄)の駅の周辺にも、多彩な「食」の選択肢が。

こうした環境の「原因」なのか、はたまた環境の「結果」なのかわかりませんが、シンガポールの人たちは自宅で料理をほとんどしません。朝から外食でエネルギーを充填して、大勢のホワイトカラー(死語?)の人たちがオフィスに出勤してきます。

といっても、東京や大阪のオフィス街を連想するとちょっと雰囲気が違って、ガーデンシティと呼ばれる緑豊かな計画都市の中に、いくつもの大きなオフィスセンターが点在しています。

陽射しは強烈ですが、緑の中の出勤はそれなりに気分が上がります。

いや、もちろんこれは、松竹梅で言えば「松の下」くらいの感じのオフィス環境ですよ。どこの大都市にもあるような、埃っぽい道路と冴えないドブ川に囲まれたビル街、なんていうの「梅」の地域も沢山あるみたいです。ご安心ください(安心するとこじゃないか)。

というわけで、関心がある人はほとんどいないかも知れませんが、
観光地でない、普通に人が住んで働くシンガポールの雰囲気を、写真に撮ってみました。仕事先のオフィスの中、の写真もあるのですが、いろいろと差し障りがあるので控えます(笑)。

シンガポール編、今回もしばらく続きます。

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