江戸東京たてもの園 3

東京・小金井の江戸東京たてもの園の撮り歩き、今回がシリーズ3回めで最後の記事になります。園内の西ゾーンで「江戸」の建物を観て撮って歩きました。手にしているカメラはLUMIX G99,とっかえひっかえしているレンズはLeica DG8-18mm, 12-60mm, 50-200mmの3本です。

江戸時代中期の建物と伝わる農家の土間。梁の太さがすごい。

同じ農家の囲炉裏です。部屋の”天井”部分が無い開けた造りで、梁から釣り下がる自在鉤の部分が長い!
茅葺の屋根裏の眺めが壮観で、当時の暮らしをリアルに偲ばせます。

リアルと言えば、この農家の軒先には本物の大根が干してあって、ここでも江戸東京たてもの園のリアリティ追求は妥協がありません。

ちょうどススキが穂を出す季節でした。茅葺屋根を背景に逆光に輝いて、それはそれは綺麗でした。

こちらは江戸後期の建物、八王子同心組頭の家です。こういう書き方をすると教養が足りないのがバレてしまいますが、”いかにも時代劇に出てきそうな”外観だな、と思いました。

家の中はこんな風で、武士の家らしく質実剛健な造りという感じです。往時はもちろん電灯は付いていないので、江戸時代の家の中というのは結構暗かったのでしょうね。

最後は江戸時代の建物ではないですが、この日まだ残っていて綺麗だった紅葉の写真をアップしておきます。
昼食休憩を挟んで(園内で喫茶や軽食のサービスがあります)3時間ほど滞在しましたが、夢中で撮り歩いてあっという間でした。屋外施設なので気温・お天気次第というところはありますが、好条件ならたとえ写真を撮る趣味などなくても間違いなく楽しめる、とわたしは思います。

江戸東京たてもの園、おすすめです。

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