風に吹かれて

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東京は日差しの強い日が続いていたので、写真を撮りに出るのがすっかり億劫になっていましたが、この日は珍しく曇り空。えらく風の強い日でした。

少し気温が下がったこともあって、ちょっと用事で出かける時に、デイパックにPanasonic DMC-GX7 mk2を忍ばせて行きました。風に吹かれる草木の様子を、シャッタースピードを変えて撮るとどうなるか、試してみようと思いついたのです。

2年近くカメラをいじってますが、やってることは相変わらず超ビギナー級(笑)。

というわけで、風に吹かれて揺れる草むらです。シャッタースピード1/5秒。

おお、風に吹かれて、揺れとる揺れとる。

同じ草むらを、風がやむ前にSS 1/320秒で撮り直すと、

はい、ほぼ止めて写すことができました。とは言っても、上端とか少し動いてぶれてるところもありますね。ピタリと止めるならSS 1/400秒か1/500秒、あるいはそれ以上のスピードが必要なようです。

もう少し明るい環境だと、さらにSSを上げることもできたでしょうが、この時はGX7mk2の自動露出が許容してくれる最速値が1/320秒(ISO3200)だったので、今回は仕方ありませんね。

水流でも草木でも人物でも、被写体を問わず、「ぶらして動きを表現する」「瞬間を写し止める」どちらの表現もそれぞれ必要な時があると思います。自然にさっと設定してシャッターが切れるようになるまで、熟達したいものです。

永遠のビギナー、シャッター速度を学ぶ小ネタの巻でした。

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