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ゴールデンウィーク頃に、超広角ズームが欲しいよお、と泣いてはドジョウを困らせた私でしたが、その後どうなったかという顛末。
5月のとある日に大阪出張があって、その帰路で立ち寄ったのです。
カメラ・写真好きなら（ペンタックス使いならなおさら）、大阪の人でなくとも必ずどこかで一度や二度はその名を耳にせずにはおられない、あの八百富写真機店さんの大阪駅前中央店。（スマホでいいかげんに撮った何ヶ月か前の写真ですみません）
もちろん、目ぼしい品物はないかなあ、という気持ちなのですが、本気で探しに来たわけではありません。梅田まで来たんだから一応覗いとかないとという、どちらかと言えば儀礼的（笑）な訪問のつもりだったのです。
しかし、店頭で思いがけずDA10-17?魚眼ズームが私を呼ぶのです。お安いのです。ここ何週間か、広角の新品・中古品についていろんな店の店頭・通販価格やヤフオクの落札相場を気にして見ているので、目ぼしい品の値段には敏感なのです。
このレンズは2005年発売の「ひと昔以上前」のレンズですが、軽くてなかなか良く撮れて、対角魚眼として楽しめる他に、テレ端は普通の広角ズームっぽい使い方もできます。RAWで撮ってLightroomで現像すればさらなる歪曲補正も、欠点である色収差の除去もかなりの程度まで自在。古くからあるレンズだけに、ペンタックス使いの間では所有者が多く、ネット上で見ることができる作例も豊富・・・というあたりまで、事前情報収集はバッチリできておりました。
普通の超広角レンズが欲しかったけど、K-70は所詮APSCなので、超広角といってもフルサイズの絵に慣れた鑑賞眼から見れば物足りないだろうし、いっそ魚眼で面白い絵を狙う方が楽しいかもな。新品でこの値段はここを逃せば暫くは無いだろうな。と自分に言い訳しつつ・・・買ってしまいました。
さんざん情報を集めておいての買い物なので、「衝動買い」とはちょっと違う「買うべくして買った衝動買い」とでも言いましょうか（なんじゃそれ 笑）。八百富写真機店さん、背中を押していただいてありがとうございました。
ということで、実に楽しみな新しいお友達 smc PENTAX DA FISH-EYE 10-17mm F3.5-4.5 ED がやってきたのです。私のPENTAX K-70写真ライフにどんな新しい展開をもたらしてくれるのでしょうか。
