浜離宮 雪に耐えた菜の花ほか

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新橋駅界隈散歩の記事を投稿した後で、ハタと気づきました。ここまで来て、なんでホームグラウンドともいうべき浜離宮に足を延ばしてないのか。

これはいかん、ということで、翌週さっそく行ってきました、浅草線新橋駅から目下はちょっと無粋な道路工事中のフェンスの中を歩きますが、徒歩6〜7分。

3月半ばの浜離宮庭園は菜の花が盛りです。

しかしすごいボケですね、タムロン90mm。ボケてるんだか溶けてるんだか(笑)。

マクロレンズなので、もちろんいくらでも寄れますが、菜の花はせいぜいこのくらいの距離のほうが私の好み。

常連らしき方が散歩されながら話しておられましたが、浜離宮名物のこの菜の花畑、今年は2月の大雪で菜の花が倒れてしまって、ダメになってしまうのではないかと危ぶまれたそうです。なんとか雪に耐えて立ち上がり、無事にこうして咲き誇ってくれましたが、例年に比べると花の背丈がかなり低いのだとか。

そういえば、昨年来た時には大人の胸までくらいあった菜の花が、今年はおおむね腰より低い高さです。辛かったんだな、でも、頑張って咲いてくれてありがとう。

ちなみに、菜の花を愛でる人の姿も含めて「浜離宮の菜の花畑」はこんな感じです。汐留の摩天楼を背景に、標準画角のDA35mmで。

せっかくなので、菜の花畑以外の春の花の様子も載せましょう。

この日東京では桜の開花宣言だったようですが、離宮の桜はまだ蕾。しかしまさに今、咲こうという頃合いではありました。

春を告げる花、ユキヤナギがちょうど盛りでした。後ろに見える梅の木は随分散っていて、そろそろ主役交代のタイミングでしょうか。

最後はこれ。近ごろではこの季節の花としては、私は桜の花よりこっちのほうが好きかも。圧倒的なボリュームで咲く白い花、ハクモクレン。

どの花も美しい。
浜離宮、いつ来ても良いところですが、春はことに楽しみが多い季節です。

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