磐梯高原で避暑を楽しんだ数日。天気が悪い時に遊びに行けるところ、ということであらかじめリストアップしてあった猪苗代湖畔の天鏡閣に行ってきました。昨年につづいての訪問です。
邸内への入り口にはレンガ作りの門柱。只ならぬ重厚感があります。
二度目なので、今回は説明的な写真の撮り方をしないで、何を撮るか、どう切り取って撮るかを考えながら見学しました(館内はなんと撮影自由なのです!)
さっそく邸内に入ります。
シャンデリアをどう撮るか、その1。
その2。
椅子の背もたれの螺鈿細工が気になりました。
球技(ビリヤード)台。
窓、カーテン、窓の外の濡れた緑、階段の手すり、照明、それらのバランスが非常に美しいと感じて撮りました。
館内の情報伝達装置、らしい。針の向きがリズミカルで素敵でした。
屋外。お付きの人たちの詰め所の玄関の破風と上層階の窓のシンメトリーな線をアオリで。
最後は洋館裏手の外観写真。わたしには正面玄関側より趣があるように思えます。
やってみて、あらためて「切り取る」ことのむつかしさを感じました。うまくいかないものです。果てしなき写真修業の道ですねえ。
あと、去年来たときは9月だったのでさほど感じなかったのですが、天鏡閣は空調設備が無いので暑いです(扇風機は盛んに回っている 笑)。この日は小雨で気温もせいぜい30度を少し下回る感じだったので耐えられましたが、ほんとに暑い日には用心して見学する必要がありそうです。