ゴールデンウィーク中盤、昨年秋に仕事のついでに偶然見つけた一般にはあまり知られていない穴場のバラ園、芝浦中央公園に出かけてみました。まだ春バラには少し早いかなと思ったのですが、このところの陽気も手伝ってくれたのか、嬉しい誤算でこの花盛りでした。
寄り退き自在に撮れる花壇なら「あの」単焦点レンズの出番ということで、久しぶりにPENTAX K-3IIIと、HD DA Limited 15mm F4, smc FA Limited 31mm F1.8, smc FA limited 77mm F1.8を持ち出しました。ズシッと金属の塊感ある一眼レフの手応えの心地良さは格別。
それにしても気前よく咲いてくれています。
この公園、大部分が下水処理場の屋根の上という訳ありの立地なのですが、そういう気分的なハンデを感じさせないゴージャスなバラの咲きっぷりです。
ときどき芝浦のタワマンや建設中の高輪ゲートウェイの高層ビルが背景にチラ見えするのがこの場所ならではの隠し味(笑)。
Limitedレンズは設計が古く最新のレンズと比べると描写が甘いと陰口をたたかれることもありますが、古き良き味のある写り(技術的に言えば”収差を敢えて残してある”という言い方をメーカーの人はしますね)が楽しめて軽くて明るい、他に代え難いレンズ。モーターを内蔵しないのでAF時にボディのモーターがぎゅんぎゅん大きな音で張り切って回るのは、PENTAX使いなら先刻承知のご愛敬。
で、わたしのような永世ビギナーが使っても圧巻のこの写り。
これもなかなか。
生意気にも個人的な好みを語るとすれば、その中でも花撮りで儚い美しさにいちばん肉薄できるのは77mmかなあ。
花に限りませんが、こうやって何気なく乱暴に撮っても雰囲気が出てしまうという点では、31mmも得難いレンズ。
相変わらず、31mm(FF換算46.5mm)はわたしには使いこなしが難しい焦点距離だなあ、とじっと手を見る。
ともあれ、PENTAXのLimitedレンズで軽快な春バラ撮りを楽しむの巻でした。


